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■レコーディング

DTM用パソコンの必要スペックは?弾き語りメインのマシン選び

パソコンで自分の弾き語りをレコーディングしたいと思っているあなたに、レコーディング用パソコンの必要スペックをお伝えします。

自宅レコーディング(宅録)において、パソコンのスペックは「どんなマイクを使うか」「どんなケーブルを使うか」より大切になってきます。スペック不足のパソコンほど、快適とは程遠いDTM環境はありませんからね。

パソコン選びからPCレコーディングを始めるあなたに、是非読んでいただきたい内容です。

*以下、Windowsユーザー向けの内容です。

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弾き語りのレコーディングをメインにしたDTMパソコンのスペック

弾き語りをメイン、、、と言ってもトラックが歌とギターの2トラックだけ、ということはまずないでしょう。コーラスやサイドギター、キーボードやパーカッションなど、色々やってみたくなるのがDTM(デスクトップミュージック)です。

生音を重ねて録音していくのに最強スペックのパソコンは必要ありません。処理よりハードディスクの容量を気にした方が良いでしょう。

例えばWindowsならこんなスペック。

  • CPU:core i5
  • メモリ:8GB以上
  • ストレージ:SSD 256GB以上

上記のストレージに加え、HDD:500GB以上が内蔵、もしくは外付けで用意できると最強です。SSDは速度は速いのですが、大容量の音源ファイルを大量に蓄積するのには向いていません。DAWなどの録音ソフトや音源プラグインはSSDにインストールし、音源の保存はHDDやNASなどの別途ストレージがあると嬉しいですね。

音源の保存はHDDだけでは不安があります。僕自身、HDDの故障で過去の音源を失ったことがあります。そこでNASというバックアップを自動で構成できるシステムを入れました。これは個人でも簡単に構築できるのでおすすめですよ^^下記の記事で詳しく紹介します。

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メモリに関しては、最近のPCはほとんど64bit OSなので16GB以上に増設可能です。(PCのモデルにより上限が違います)

CPUはパソコンの心臓部ですから、速度を気にするならばなるべく最新のものが良いのですが、生音の収録メインのDTMパソコンに、20万円もする最新パソコンは必要ないでしょう。

じゃあ安いPCでもなんとかなるじゃん!と思うかもしれませんが、そこはちょっと甘いかもしれません。最近のレコーディング環境はハイレゾへとシフトしています。CDを作る場合でもハイレゾ(高音質)で録音しておいて、わざわざCDの音質まで落として録音するやり方が主流です。パソコンに負荷のかかる作業ですので、あまり低スペックのPCを用意してしまうと、最悪録音が止まってしまったりします。高ビット、高周波数で録音したものをCD音質に変換するのもパソコンの性能に依存しますので、やはり低スペックPCだとストレスを感じるでしょうね。

レコーディング時の周波数とビットレートどっちも高いほど音がいいの?

PCレコーディングの問題はプラグインとエフェクト処理

DTM用パソコンを選ぶ上で考慮したいのが、プラグインとエフェクトの使用です。

プラグインもエフェクトもまぁ同じようなものです。たとえば、録音したギターにイコライザーやコンプ、リバーブは通常かけますが、これだけでもうパソコンの内部処理は大変な負荷なわけです。その負荷を軽減するために、最近のパソコンのCPUはマルチコアといって心臓を2つとか4つとか6つ持っているんですね。

2つの心臓 VS 6つの心臓ならば、どちらが処理が高速かはわかりますよね。

エフェクトの利用でも十分な負荷ですが、最近レコーディングはプラグインも多用します。たとえばパーカッションやピアノのプラグインを使うことで、弾き語りの楽曲に色んな楽器を足すことができます。これが宅録の魅力の一つでしょう!パーカッションもピアノも持っていなくても、パソコン上で音を鳴らすことができるのがプラグインです。

ただ、パソコンの処理だけで音を鳴らすのですから、エフェクト以上の負荷がかかるでしょう。

DTMと切っても切れない「レイテンシー問題」

プラグインを多用したレコーディングをすると「レイテンシー」という問題も出てきます。

レイテンシーとは、たとえばエレキギターのFenderアンプの音が出るプラグインを使うとします。録音する時はFenderアンププラグインからの音を聞きながら録音しますので、ギターを弾いた瞬間にFenderアンプの音が欲しいわけです。ただ、エレキギターのペラペラの音を、パソコンに取り込んで、そこからFenderアンプの音に加工するわけですから処理の遅延(遅れ)が発生します。

この遅延をレイテンシーと呼びます。

レイテンシーはもちろん小さい方が良いのですが、小さくするにはパソコンの能力、さらにはオーディオインターフェースの高い性能が必要になります。どんな通信仕様でオーディオインターフェースとパソコンを接続するかも関係があります。現在はUSBかFirewireが主流ですが、今後はThunderboltというインテルの新しい規格が主流になっていくかもしれませんね。伝送速度が他の規格の比ではありません。

レイテンシー気にせずDTMできるPCスペックは?

実際、Thunderboltのオーディオインターフェースも発売されていて、レイテンシーを気にするユーザーには早くも受け入れられているようです。問題はThunderboltは価格がちょっと高い事かな。

実際、トラック数も50トラック以上でプラグインもバリバリつかいまくるようなレコーディングスタイルだと、最新CPUでももたつくでしょう。ドラム音源のプラグインなどはHDDでは読み込むだけで時間がかかるので、SSDは必須になります。スペックにするとこんな感じでしょうか。

  • CPU:core i7
  • メモリ:16GB
  • SSD+HDD:1TB+1TB

これだけでも20万くらいしそうですね^^;パソコンも高い買い物なので、頻繁に買い替えはできません。いざ買うぞ!となったときに精いっぱいのモデルを買っておいた方が、後々のDTMライフが快適になるでしょう。

DTM専用のパソコンも出ていますが、使い方によってはノートパソコンのそこそこ性能の良いモデルでも十分かと思います。ノートパソコンはなんといっても静かで、場所を取らないですからね!

僕はWindows派なのでHPのノートとかスタイリッシュで好きですね~。昔はやぼったいデザインでしたが、最近のHPはデザインが本当にカッコいい。なんかクリエーターPCで感じで、Mac Bookをやめて思わずポチってしまいました。

PCを買うときにどこのメーカーにするか迷ったものの、HPだけ24回無金利でローンが組めたので決めました。月々5,000円ほどで高スペックPCが手に入るんだからありがたいですね。PCや楽器・録音機材は大体キャンペーンで無金利キャンペーンやってるので、これを利用しない手は無いです。一括で払うのはさすがにキツイですからね^^;

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また、ドスパラというBTOパソコンメーカーは期間限定で48~60回までの金利無料キャンペーンやってますよ!60回なら20万弱のPCなら毎月3,000円程で変えちゃいますね。PCは高い買い物ですので”賢く・良いもの”を買いたいところ。キャンペーンは要チェックですね。

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さいごに

レコーディングにまで手を出すと、「音楽って本当にお金のかかる趣味だなと思います」。実際、新しい製品がどんどん出ますし、それがまた魅力的なんですよね~。この沼にハマってしまうと抜け出せません。くれぐれもパソコンでレコーディングしてCD作っちゃおう!なんて考えは起こさないことを忠告いたします。家族が泣くことになりますよ(笑)

と言いつつ、CD製作のメリットをサクっと紹介^^
➡「弾き語りアーティストはまだまだCD音源をリリースするメリットがある

まぁ冗談はさておき。。。自分一人でレコーディングを完結できる自宅録音ですが、レコーディングは孤独な作業です。ギターや歌を録ってからの作業がとてつもなく長いのです。音量やバランス、アレンジ、マスタリングなどなど。その時になるべくPCの処理スピードの遅さでストレスを抱えないよう、ある程度スペックの高いPCを用意したいね、というお話でした。

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