離れた距離にいるバンドメンバーとの練習、どのようにされてますか?
お金も時間もかかり、「練習頻度は数ヶ月に1度」といった状態で、なかなか音楽へのモチベーションがあがりにくいのではないでしょうか?
僕のような地方に住んでいると、地元でバンドメンバー探すこと自体が難しく、広範囲エリアで探すことになります。スタジオまで片道1時間はまだ良い方でしょうか^^;
自宅に居ながらネットをつかった「リモートセッション」ができたら、どんなに練習がはかどるだろう・・・との夢を実現できるズバりの機器がZoomから発売されました。紹介しますね^^
当ブログ著者:たまいやすゆきの20年に及ぶ音楽活動の中から得た ”愛されるミュージシャンになるコツ” を電子書籍にしました✨個人で戦うミュージシャン必携の著です^^無料ですのでぜひすぐに手に入れてください!!
遠隔セッション可能な「S6 SessionTrak」とは?
Zoomから発売された「S6 SessionTrak」は、高速インターネット接続が可能なLANポートを搭載したリモートセッション・ユニットです。
このユニットを使用することで、パソコンが不要となり、最大6人のミュージシャンとのリモートセッションを行うことが可能になります。「S6」本体同士の直接相互通信を利用し、高音質なオンラインセッション環境を構築できます。
演奏場所に光ケーブル等の高速回線を引き込んでいることが前提となりますが、自宅の回線の速度チェックをして、高速通信が期待できる速度が出ていれば、導入を検討しても良さそうですね^^
⇩公式より自宅の通信環境をチェックするツールが提供されています✋
https://zoomcorp.com/ja/jp/audio-interface/audio-interfaces/S6sessiontrak/S6-support/
昭和生まれの僕には夢のような機器です。
公式から実際の使用動画(遠隔セッション)がありました。
動画を見た感じ、普通にセッションしてますね。
ずいぶん練習して、「S6 SessionTrak」の感覚を掴んだ上での撮影なのかわかりませんが、無編集だとすれば、ジャムってる感覚としては「隣にメンバーがいる感じ」に近そうですね、スゴー😯
僕がやってるバンドは比較的「アイコンタクト」が多いんですが(タメとかブレイクとか)、「一堂に会さなければできないこと」以外はできる印象を持ちました^
「S6 SessionTrak」を使うことによる効果とは?
「S6 SessionTrak」を使用すると、バンドメンバーがそれぞれ異なる場所にいても、実際に同じスタジオにいるのと変わらないほどの極小レイテンシを実現できます。これは約1000kmまでの距離で可能であり、日本国内の「S6」ユーザー同士であれば、いつでもすぐにジャムセッションをスタートすることができます。
東京から約1000kmの範囲というと、北は北海道の札幌市周辺、西は九州の福岡市周辺までをカバーできます。つまり、「S6 SessionTrak」を使用すれば、これらの地域に住むミュージシャン同士でも、同じスタジオにいるかのような感覚でセッションを行うことが可能ということです。
公式サイトの記述によれば、
およそ1,000キロメートル離れた端末同士で最適化標準レイテンシ15 msecを達成。この15msecの遅延はリアルワールドでは「5メートル離れた場所で演奏される楽器音が耳に到達するまでの時間」に相当します。
https://zoomcorp.com/ja/jp/audio-interface/audio-interfaces/S6sessiontrak/
広めのスタジオでメンバーと一緒に練習するのとほぼ同じ感覚で相手の音を聞き取れる、ということになります。
東京に居て、北海道のメンバーの音が隣に聞こえたらビビりますね。技術ってすごい(-_-;)
「S6 SessionTrak」の口コミや評判は?
「S6 SessionTrak」についての口コミや評判を見つけることができませんでした。
高速回線や、各地に散らばったメンバーそれぞれに「S6 SessionTrak」が必要であることと、本体の価格もネックになっているのか、なかなか導入事例は上がってきません。
これから利用者が増えれば、導入の成功事例も失敗事例も事前にチェックできそうです^^
ネットワークチェックアプリもあるので、「快適に使えるかわからないけど、とりあえず買ってみる」的な”人柱”にならなくて済みそうです(笑)
※ただし、ネットワーク回線は混雑具合によっては不安定になるので、使う時間帯などは制限があるかもしれませんね。
「S6 SessionTrak」の価格は?
「S6 SessionTrak」の価格は49,800円となっています。(2023年6月21日現在)
最新の情報を得るためには販売元のウェブサイトを直接確認することをお勧めします。
公式ページ:https://zoomcorp.com/ja/jp/audio-interface/audio-interfaces/S6sessiontrak/
「S6 SessionTrak」の発売日は?
Zoom「S6 SessionTrak」は2023年6月中旬に発売されました。
「S6 SessionTrak」の販売店は?
「S6 SessionTrak」はZOOM STORE限定商品として販売されています。
購入リンクはこちら:https://zoomcorp.com/ja/jp/audio-interface/audio-interfaces/S6sessiontrak/
「S6 SessionTrak」まとめ
- 「S6 SessionTrak」はパソコン不要で最大6人のミュージシャンとのリモートセッションが可能なユニットです。
- 高速インターネット接続が可能なLANポートを搭載し、サーバーを介さず直接相互通信(Peer to Peer)が可能です。
- 1,000km圏内なら同じスタジオにいるかのような極小レイテンシを実現します。
- 2系統のXLRコンボ入力端子を備え、楽器もマイクも接続可能です。
- 高音質オーディオを実現する非圧縮44.1kHzサンプリング/16bitリニアをサポートし、大型タッチスクリーンも特長です。
- 「S6 SessionTrak」の価格は49,800円です。
- 発売日は2023年6月中旬で、ZOOM STOREで限定販売されました。
「S6 SessionTrak」は遠隔地にいるバンドメンバーとの練習環境に悩む音楽家にとって、新たな可能性を開くものでしょう。
手軽に購入、、、とはいかない価格帯ですが、レンタルサービスなどが出てくれば、出会えるミュージシャンの幅も広がりそうですね^^
さて、僕はメンバーをどう説得しようかしら(笑)