お子さんに「ギターを始めたい!」と言われ、さてどんなギターを選べばいいか途方にくれていませんか?
僕は過去に小学生にギターを教えてきました。その中で「子どもにこそ、こんなギターを使ってもらいたい!」と思うことがあります。安易に安いミニギターを与えて、そのギターが弾きづらかったために嫌になってしまうケースが多いからです。
子供用のギター選びで失敗しないコツをお伝えします。お子さんのギターを弾きたい気持ち、大切にしてあげたいですね^^
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当ブログ著者:たまいやすゆきの20年に及ぶ音楽活動の中から得た ”愛されるミュージシャンになるコツ” を電子書籍にしました✨個人で戦うミュージシャン必携の著です^^無料ですのでぜひすぐに手に入れてください!!
子供用アコースティックギター選びで失敗しないコツ
子供用アコースティックギターで重要なポイントは「弾きやすいこと」と「チューニングが合う事」です。当たり前のようなことですが、特に子供向けの安価なギターにおいてはこの”弾きやすさ”と”安定したチューニング”を両立したギターはなかなかありません。
ギターってそもそも弾きやすくてチューニングが合うものでは?と思うかもしれませんが、違うんですね。
あまり安いものだと、形こそギターですが演奏に値する品質が無いことがあります。ネットで探せば1万円以下でギター本体とアクセサリー数点のセットが見つかります。これに手を出してしまうと失敗のもとです。価格の安さが品質に出てしまうんですね。
格安のギターにはどういった症状があるのかお伝えします。
- 作りが雑なためチューニングが安定しない
- 作りが雑なため持ちにくい・持つと痛い
- 調整されていないため、弾きにくく手が痛い
- 粗悪なパーツが使われており、壊れやすい
あくまでも一例ですが、上記のようなケースが想定されます。個人的にはチューニングが甘いのが一番マズいと思っています。コードの響きが美しくないまま、お子さんの耳が育ってしまいますからね。
安心できるメーカーの品質の良いものを選びたいですね。
おすすめの子供用初心者ギターセット
YAMAHA / JR2 TBS ミニギター14点入門セット
1. ギター本体
2. 専用ソフトケース
3. 予備弦1Set
4. ピック(3枚)
5. ピックケース
6. ストラップ
7. クロス
8. ワインダー
9. ギタースタンド
10. チューナー
11. カポタスト
12. コード表
13. 教則DVD
14. メーカー保証書
ギターを始めるのに必要なものが網羅されています。親切極まりないですね。
問題のギターの品質ですが、この価格帯で勝負できるメーカーは無いのでは?と思うほどよく出来ています。このギターをプロが弾いた動画があるのでご覧ください。
ギターのボディが小ぶりな分、ギター自体の鳴りは「やはりミニギター」という感じです。しかし、ちゃんと”ギターの音”が鳴っているのには驚きです。同価格帯でS.Yairiというメーカーがありますが、S.Yairiでこの音は出ません。きっとYAMAHAの企業努力あってこそ生まれてきたギターなんでしょう。このギターがアクセサリー付きで2万円弱。初めてギターに触れるお子さんにぴったりかと^^
以下、音に関するメーカーのこだわり。
・サウンドの向上
レギュラーサイズのアコースティックギターと同様に、表板に僅かなアーチを付けることによって小型サイズながら適度なテンション感と広がりのあるサウンドを獲得。・新外装仕様"マホガニーフィニッシュ UTF (ウルトラ・シン・フィルム)"採用
側板及び裏板に、美しいマホガニー柄の新外装仕様UTFを採用。安定した品質と美しい外観を実現。引用:YAMAHA
調整が必要な場合があります
僕の経験上、20万円以下のギターで買った後に調整がいらなかったギターはありません。調整とは、ギターを弾きやすくするために、ギターのネックと言われる部分の手入れや、ブリッジといわれるパーツを加工したりすることです。弾きやすさの調整は基本的にはギターショップの作業になりますが、慣れていれば自分でもできます。
念のため、方法を下記に記します。
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買った状態がベストな状態ではないのがギターの難しいところなんです。お子さんの様子を見ながら、いつまでも手を痛がったり、弾くにくそうであれば調整をこうりょしてみてください。
子供にギターを続けさせる工夫
親御さんがギターを弾ける、または一緒にギターを始めたようなご家庭ではギターが続くことが多いです。僕も10歳からギターを始めましたが、親の影響でした。
「ギターを買ってあげました、さぁ練習しなさい」では、いくら自分からやりたい!と言い出した子どもでも続きません。ある程度コードが弾けるようになるためには親のサポートが必要でしょう。お父さんが弾いている、お母さんが弾いているというのは、子どもにとってはとってもカッコよく見えますからね。
お子さんと一緒にギターを始めてみるのも良いかもしれませんよ?
僕が続いたのは親と友達のおかげでした。一緒に始めた友達と競い合って上達を目指したものです^^
↑この楽譜、ギター教室で使っています。「コード2つ」で弾ける曲があり、すぐに弾けるようになりました。子どものモチベーション維持に最適です。お父さんお母さんにも優しい内容です、一緒にギターを始めることになっても心強い楽譜です^^
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➡「子供のギターいつから始めるのが理想的?何歳なら嫌にならない?」
ギター教室には通わせた方が良い?
ギター教室は利用すべきだと思います。
近所の「ちょっとギターが弾けるおじさん」に習っても良いとは思うんですが、やはり上手になる子どもを見てみると、誰に習うかは非常に重要なんだと感じます。基礎力・実力に顕著な差が出ますよね。ただ、ギターの世界にはプロよりも上手いアマチュアの方はゴロゴロいますので、本当に上手で評判の良い方がいれば、ギター教室を開催されていなくてもレッスンをお願いしてみる価値はあります。
今はYoutubeなどで動画を見ながらなんとなくギターが弾けるようになります。ただ、この方法だと自分の好きな事・得意な事ばかり覚えてしまいますね。基礎をすっ飛ばしてギターを覚えてしまうと、弾き方が間違っていたり、リズムの取り方が変だったりします。基礎練習ってつまらないですし、あまりギターの教本にも書いてないので仕方ないのかもしれませんが。
ギター教室を利用するタイミングは、お子さんのギターへの取り組みを見てからでも遅くありません。ある程度、親御さんがサポートしながらギターを続けさせてみて、「これ以上はプロのレッスンが必要だ」と思ったらギター教室を探してみるのも良いですね。いきなり高名なギター教室に通わせても、子ども気持ちがギターに向いていなければ、親のエゴを押し付けるだけになりますので。
お子さんのことを一番身近で見てきた親御さんが、お子さんの気持ちをくみ取ってあげてくださいね^^できれば親子で一緒にギターを始められるとモチベーションが高いまま続けられると思っています。
余談ですが
エレキギターならアコースティックギターよりさらに弾きやすい仕様になっています。アコギより弦が細いですからね。エレキはアンプが無いと音が出ませんが、実はアンプ(スピーカー)内蔵のミニギターというのものもあります。乾電池で動きますので、お子さんに最適かと。以下で紹介しています。エレキもアコギも押さえるコードは一緒です。弾き語りも問題なくできますね!
ただ、下記で紹介しているモデル、少々重いのが難点。この重さでも使えるのは5歳くらいからでしょうか。
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子供のクリスマスプレゼントにおすすめのギター アンプ内蔵モデル
クリスマスにこんなギターが届いたら、間違いなくパパ(ママ)大好き!!ってなりますよね^^
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今回紹介した子ども用の初心者ギターセットは2万円程度です。いやいや、そんなに安くて大丈夫なの?と思われた場合は、下記の記事をご参考になさってください。ギターを30年以上弾いてきた僕が、「自分の子供に買うなら、長く弾ける高品質なギターを選ぶだろうな」と思い選定したギターを紹介しています。
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子供用アコースティックギター、私なら長く使える良いものを選ぶ
長く使える品質の良いギターを子どもに。そのリクエストに応えられるミニギターを紹介します。
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さいごに
子供のやりたいことをやらせてあげたい!それが親心ですよね。
ギターは、簡単そうに見えて最も挫折する人が多い楽器です。あなたのお子さんも例外ではなく、初めても嫌になるかもしれません。その嫌になる理由が「ギターが弾きにくくて手が痛い」等のギターの品質にかかわる理由だったら残念ですよね。
ギターに品質の差があることすら知らずにギターを買ってしまうかもしれませんね。続くかわからないものに、あまりお金はかけられません。しかし、安くても良いものを知っておけば、スタートの段階で失敗することが無くなるのでは?という思いでおすすめのギターを紹介しました。ぜひご参考に!