※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

■弾き語りのコツ

ギター弾き語りがつまらない・飽きてしまう理由と演奏を楽しめる方法

ご質問メールをいただきました。

自分の弾き語りに飽きてしまい、演奏が楽しめません

という内容です。

詳しく聞いてみると、歌本等で自分の好きな曲を演奏をしているとのこと。歌本を見て、大抵のコードがわかるまで練習されたことは素晴らしいことです。なかなかそこまで行けずに挫折する人が多いですからね。

問題はそのあと。ある程度コードが弾けるようになってから、「何を演奏しても同じようにしかならない」という悩みです。誰もが行きつく問題ですが、そこを抜け出す糸口が見つからないのですね。

同じような演奏になってしまう理由の調査と、音楽への情熱を保ち続けるコツを僕なりにアドバイスをしてみましょう。

当ブログ著者:たまいやすゆきの20年に及ぶ音楽活動の中から得た ”愛されるミュージシャンになるコツ” を電子書籍にしました✨個人で戦うミュージシャン必携の著です^^無料ですのでぜひすぐに手に入れてください!!

無料入手はこちら

ギター弾き語りがつまらない・飽きてしまう理由

質問者さんは、実は答えが出ています。「何を弾いても同じようにしかならない」からつまらない、飽きてしまうんだと。

自分自身の演奏に慣れてしまい、新鮮さが無くなってしまったんですね。

最初は簡単なコードでも弾ければ嬉しくて練習にも熱が入ったことでしょう。しかし、弾けるのが当たり前になってくるとどうしても新鮮さは失われます。面白みが無いんですね。「誰でも出来ることができるようなっただけじゃん」と急につまらなく感じてしまうのもそのせいです。

では、どうすればいいのでしょうか?

再びギター弾き語りが楽しめるようになるには5つの切り口があります。

ココがポイント

  • 演奏バリエーションを増やす
  • ライブをする(配信する)
  • 動画をアップする
  • オリジナル曲を作る
  • ユニット(バンド)を組む

これまでの練習はただコードを覚えて弾きながら歌うというものでした。このステージはこれで終わり。あなたは十分にギターが弾けているのです。次の段階にステップアップするタイミングを見失っているだけです。次に提案する方法を取り入れてみてください。どれも刺激を取り戻せますので、ギター・音楽の楽しさを再確認できますよ!

演奏バリエーションを増やす

演奏バリエーションとは、簡単に言うと弾き方です。ストローク主体の曲ならばアルペジオで挑戦してみるとか、その逆をするとかですね。テンポを変える、リズムを変えるといった「楽曲を変化させるアイデアを持つ」だけでも演奏が楽しくなるかもしれませんよ?

「楽譜通りに弾く」というのはカバーというコピーです。誰が演奏しても同じになる=いわゆる複製(コピー)ですよね。その演奏に”あなたらしさ”が無いからつまらなくなっている可能性大です!

「楽曲をカバーする」という言葉には、自分なりにアレンジで演奏する、という意味も含まれます。これが出来始めると「もっと聞いてほしい!」「もっといろんな曲にチャレンジしたい!」という欲求が出てくるものです。

アレンジは奥が深く、正解も近道もありませんが、手法を知ることで、ギターの経験が浅い場合にもできるようになります。詳しくは下記の記事にまとめてあります。あなたなりの個性を出していくにはかなり重要な部分ですね。

同じようなオリジナル曲を作らないためのコツ【初心者必見!】

あなたの楽曲をリズムアレンジして曲作りのマンネリ化を解消しましょう

続きを見る

オシャレな弾き語り曲の作り方 コードの選び方とリズムアレンジ方法

オシャレなオリジナル曲の作り方。コード選び~リズムアレンジの方法を解説します

続きを見る

ライブをする(配信する)

あなたが既に数曲のレパートリーがあって、ライブにまだ出演したことがなければ、今が出演の時です!オープンマイクといって「誰でも歌えます」イベントを開催しているライブハウスやバーが近所にひとつはあるものです。

ひとりで出演するのが怖ければ、弾き語り仲間と出演しても良いでしょう^^とにかく、自分だけの狭い世界で音楽を完結させないことが大事です。人に聞いてもらう、人の演奏を見るという体験が、あなたの弾き語り魂を再燃させるかもしれません。

ファンもできるかもしれませんよ?音楽は自分のためにやっているかもしれませんが、ファンがいると本当にうれしいものです。音楽活動に一段と気合が入ります。

迷ったら今の環境を変えることを考えてみてください。

ライブ出演
弾き語りでライブしたい!歌えるお店の見つけ方と出演時の心構え

弾き語りライブデビューへの道:お店の探し方とライブ出演の心構え

続きを見る

ライブ配信する

一般のネットユーザーが、簡単に高音質で弾き語り等をネット配信できるようになりました。ネット配信とは、インターネットを使った生ライブです。

ファンを増やす目的で使う人もいますし、練習やライブ告知の為に使っている人もいるでしょう。とにかく、毎回の放送が生放送ですので新鮮さはあります。放送にコメントをもらえるとうれしいですよ^^

僕はこういったライブ配信サービスが縁で、ライブに呼んだり、呼んでもらったりするようになったアーティストが何人もいます。音楽好きな人たちとコミュニケーションを取るには最適なサービスだと思っています。

無料で放送できるサービスもたくさんありますので、どれかひとつ始めてみましょう。音質を求めなければ、スマホひとつで放送が始められるものもあります。

無料の配信サービス

  • ツイキャス(おすすめ)
  • ミクチャ
  • スティッカム
  • show room
  • ふわっち

ライブ配信にはスマホからでもできます。高音質で配信したければ、パソコンを使うことになります。パソコンにギターやマイクをつなぐ機材は下記の記事で紹介しています。

配信機材
弾き語りのツイキャス配信、おすすめの機材と上手に放送するコツ【お手軽・高音質】

ネット配信でキレイに弾き語り放送するキモは「マイクセッティング」です。

続きを見る

動画をアップする

誰かに自分の演奏を見てもらうことは、本当に音楽を続けるモチベーションになります。Youtubeやニコ道、などの王道の動画サービスに登録・UPしてもよいですし、今ならスマホ専用の「vivavideo」というアプリもアツいです。スマホなら気軽に動画を撮ってアップロードまで手軽にできますのでおすすめです。

vivavideoは若い年齢層のユーザーがかなり多いので反応が早く、再生回数もYoutubeの比じゃないほど多いのが特徴です。「イイネ」が増えていくだけでもギターが楽しくなりますよ!

ただ、動画サイトという特性上、「辛辣なコメントがつくかもしれない」という覚悟は必要です。世の中には人を批判することでした喜びを得られない人も居ますので、それを真に受けないハートは必須ですね。思いの外高評価かもしれませんし、再生回数が伸びないかもしれません。しかし、それをひっくるめてあなたの演奏への評価なのです。

客観的な意見を受け入れられる精神状態を作ってから動画投稿にチャレンジできるといいですね^^

オリジナル曲を作る

これまでカバー中心に弾き語りを練習してきたあなたにも、オリジナル曲を作るタイミングが来たのかもしれませんね。

オリジナル曲は世界中であなただけのものです。あなた以上に心を込めて歌うことはできない「分身」のようなものです。あなたの音楽活動の一つに「作詞・作曲」というカテゴリが加わるタイミングなのかもしれませんよ?

作曲活動は悩みの連続、勉強の積み重ねです。弾き語りに飽きてしまったように「自分の曲がいつも同じような曲ばかりになってしまう」という新しい悩みもでてくるでしょう。

ただ、自分だけのオリジナル曲を生み出すぞ!という強い気持ちは、「弾き語りがつまらない」とか「ギターに飽きた」といったものとは次元が違います。自分の分身を生み出すのですから。その作業に飽きたなんて言ってられませんよね??

曲作りにチャレンジしてみよう!と思ったら、当blogの曲作りカテゴリも覗いてみてくださいね!歌詞やメロディ、コードなどから楽曲を作っていくコツを紹介しています。

カテゴリ:曲作りのヒント

ユニット(バンド)を組む

なにもひとりでやるのが弾き語り・音楽ではありません。弾き語りでもユニットは組めますし、僕自身もライブ活動はユニットで行っています。

2人以上で音楽をやることは、音楽性などの難しさもありますが、とにかく楽しいことが多いです。ハモれますし、楽曲のアレンジの幅も広がります。それぞれの音楽性を演奏に持ち込むわけですから、化学反応が起こるわけですね!この化学反応は良い時も悪い時もありますが、それこそが他人と音楽をする醍醐味です。

僕のユニットでのライブ動画を上げておきます。同じ楽器の人と組むよりは、違う楽器の演者と組んだ方が音楽の幅は広がりますよ^^

さいごに

弾き語りやギターに飽きてしまった、とメールをくれた質問者さんは、「飽きてしまうのをなんとか止めたい!」「またギターを楽しみたい!」という気持ちがあるからこそ僕にメールをくれたんだと思います。

上記で紹介した項目で、気になるものから試してみることをおすすめします。弾き語りが飽きてきている以上、オリジナル曲を作ろうというエネルギーも湧かないかもしれませんね。楽しそう!とビビっと来たものにチャレンジです!

敷居が弾くのは「動画UP」か「ライブ配信」です。今あなたが出来ることを、知らない人に見てもらって評価してもらうこと。人に評価してもらうなんてちょっと怖いですけど、最初の一歩を踏み出してしまえばなんてことはありません。勇気を出すのは一瞬ですので、「ギター弾き語りを楽しみたい!」という気持ちを行動に変えてください。応援しています!!

おなじように悩まれている方の相談にはいつでも乗ります^^一人で悩まずにメッセージくださいね~