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■機材について

弾き語りのツイキャス配信、おすすめの機材と上手に放送するコツ【お手軽・高音質】

※パソコンで弾き語りをネット配信している方向けの記事になります※

ツイキャスやニコ生といったギター弾き語りのネット配信において、キレイな音で配信することや、ギターと歌のバランスのとり方に悩まれる方は多いと思います。

ボーカルとギター、両方に1本ずつマイクがあるのが理想ですが、マイクが増えると音のバランス取りが複雑になり、余計に混乱します。またマイクを複数つなぐための機材も必要になります。

ツイキャス等での高音質配信に適したマイクの紹介と、マイク1本で高音質かつバランス良く放送するためのテクニックを紹介します。歌やギターの上手さも必要ですが、まずはマイクのセッティングや機材選びを見直しましょう!

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高音質で弾き語り配信ができるおすすめ機材の紹介

PCで高音質配信をするには機材選びが重要です。とはいってもプロのようにうん十万もするような機材を揃える必要はありません。今回のテーマは「お手軽&高音質」ですので、安価かつ高音質で配信できる機材を紹介します。僕も使ってます!

高音質のハンディレコーダーを配信に使う

高音質配信の要(かなめ)はなんといってもマイク。

これがカラオケ用やスピーチ用のマイクだったりすると、思ったような音でリスナーに届いていないことがあります。ボーカル用のマイクを購入するのが一番ですが、マイクを変えると、マイクケーブル、オーディオインターフェース(音の出入り口となる機材)、マイクスタンド、と色々必要になります。本格的な音楽配信やレコーディングを考えているのならば、これらを揃えても良いでしょう。

弾き語りを高音質で配信するのにたいそうな機材は必要ありません。USB接続できるハンディレコーダーがあれば十分です。最近のハンディレコーダーには高性能なコンデンサマイクが内蔵されています。臨場感や質感がものすごく向上していますので、セッティングさえ間違えなければ非常に聞きやすい音で配信できますよ!USBケーブルでPCに接続するだけでマイクとして認識するので、超お手軽です。

僕も使っている、Zoom H1シリーズがおすすめです。Zoomは音響機器メーカーですので音に関してはプロ中のプロ。ミュージシャンの気持ちに寄り添った製品を多くリリースしている日本が誇る世界的音響メーカーですね。僕もかれこれ20年以上Zoom製品を使っていて、その信頼性はピカイチです。

ココに注意

ハンディレコーダーは4,000円くらいでもあります。どれを選んでも使用感に差はないと思いますが、H1のように「USBマイク」として使える機能があることが重要です。他機種を選ぶ場合は注意してください。

機材は良いのに「音が悪い」と言われるあなた、ここを確認してください

マイクは良いのにリスナーさんから「音が悪い」と言われた場合、原因は2つ考えられます。

  • 通信状態が悪い
  • マイクのセッティングが悪い

上記2つの例を詳しく見てみましょう。

ネットの通信状態は良好ですか?

機材が良くても、ネットの通信状態が悪く、音声が途切れたり、配信側で自動的に低音質に切り替えられたりすることがあります。ご自宅のネットの契約に関して知らない方がほとんどだと思いますが、ケーブルTVインターネットのように、上り(PC→インターネット)のスピードが極端に制限されているサービスは、混み合う時間たにはネット配信が厳しいことがあります。

契約やサービスにもよりますが、近所で同じ時間帯にインターネットを使用する利用者が多ければ、通信料を分け合いますので、厳しいことが予想されます。配信のためにインターネットの契約を変えるわけには行かないかもしれませんが、高速のインターネットも安くなってきていますし、乗り換えてお得になることもありますので、一度見直してみましょう。通常、ストレスなくインターネットをしているのならば、通信状態というよりは機材の問題で音が悪くなっている可能性のほうが高そうです。

マイクのセッティングが悪い

弾き語り配信に適したマイクのセッティング方法は下記に詳しく記載します。

気を付けたいポイントはマイクの位置とマイクの角度です。これだけで、ずいぶん音に関する環境は変えられますので、ぜひ意識してくださいね。キレイな音でバランスよく配信しているというだけで、リスナーさんは留まってくれますので^^

上手に配信するコツ:マイク1本で歌もギターもバランス良く拾うには

マイクが決まったら、マイクの品質よりも大切な「マイクセッティング」に入りましょう。

マイクのセッティング場所は非常に重要です。バランスを無視した配信者で多いのが「ギターが大きすぎる」又は「歌が大きすぎる」現象。これは、マイクと音の発信地(口やギター)の距離感が問題です。そこに気づけ無いままバランスの悪い配信を続けるとファンを逃してしまうばかりか、”雑音・騒音”などと言われてしまいます。

たしかに、耳に優しい聞きやすい配信こそ、リスナーさんが聞きたいと思っている配信ですからね^^

マイクのセッティングで気をつけるのは距離感角度です。1本のマイクを歌とギターの両方のバランスがちょうど良い角度は、自分の頭より上から、ギターに向かってマイクを狙うセッティングです。そしてマイクをあまり近づけないのもポイント。マイクが近いと歌ばかり拾ってしまい、音が割れたりギターが聞こえなかったりします。


ハンディレコーダーならこんな感じ。


コンデンサマイクならこんな感じです。

このようなマイクセッティングでマイクの前に座って演奏するわけですね。

角度は口元ねらい、距離感はマイクの感度やリスナーさんの反応を見て決めていきましょう。おすすめしたZoom H1nにはレベルメーターが付いていて、音が大きすぎれば小さくしたり、自動で音量を調整するボタンがあります。上手に使っていきましょう。

また、ツイキャス配信の場合、画面上にも音量メーターが出ますよね。こちらも確認しながら、音が大きすぎたり小さすぎることの無いよう調整します。最初は面倒な作業ですが、一度マイクの角度と距離感(音量設定)を覚えてしまえば、あとは同じセッティングで歌うだけです。最初だけがんばりましょう!

忘れてはいけないのが「弾き語りのメインは歌」ということです。初心者配信者の方は特に、ギターの音が小さいと思って、気にされますが、歌6割:ギター4割くらいで大丈夫です。ときには7:3でもいいくらい。聞きやすい割合だと思いますよ^^

曲中にギターソロ何かがあれば、若干ギターをマイクに寄せたりしてギターをメインで聞かせてもいいですね。

上手に弾き語り配信できているか確認しましょう

上記でも述べましたが、キレイな音でバランス良く配信できているかは必ず確認しましょう。ツイキャスもニコ生も自分の放送を録画出来ますので、それで確認しても良いのですが、あなたのバランス感覚が必ずしもリスナーに聞きやすいバランスとは限りません。

やはり聞いてくれる人に直接聞くのが一番。放送中に「ギターや歌の音量バランス、どうですか?」と聞いて確認します。

「歌とギターのバランスを確認する枠」みたいな放送をして、ベストなマイクセッティングを洗い出してもいいかもしれないですね。人の好みはバラバラですので全員が聞きやすい放送はできませんが、だいたい感覚はつかめるはずですよ!

ココがポイント

ギターと歌のバランスとしてひとつ目安をあげるならば「歌詞が聞き取れる放送」です。歌にギターが被ってしまうのも一瞬なら許せますが、せっかく良い歌を歌っても歌詞が聞こえないと悲しくなります。オリジナル曲ならなおさら言葉のひとつひとつを漏らさず聞いてみたいでしょう。あなたがリスナーでもきっとそう思うはずです。

さいごに

ギターの弾き語りで、歌と同じ音量でギターが聞こえることほど聞きにくい放送はありません。自分の放送を聞いたこと無い人がやりがちですが、バランスがめちゃくちゃです。これはマイクの距離・角度で劇的に改善しますが、当の本人に「弾き語りは歌がメイン」という意識が無ければ、絶妙なバランスを探り出すことは難しいでしょう。

CDやFMラジオのような音質である必要はまったくありません。聞きやすい=高音質ではなく、バランスが取れていることも弾き語り配信には重要であることを覚えておいて下さい。

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