ギターや歌を続けることが不安になること、ありますよね。「上手く弾けない・歌えない」「コピー曲ばかり弾いていてつまらなくなった」「発表する機会がなく、向上心が無くなってきた」などなど。
熱くなった気持ちは、冷めだすと止まらないものです。しかし、このまま辞めてしまうのも悲しい。そんな時に読んで欲しい内容です。
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楽しむことができないとモチベーションは上がらない
ギターを楽しむことができていますか?
心から楽しむことができないことを、人は自然と避けるようになってきます。ギターの練習がいやになったり、新しい曲を覚える気力が沸いてこなかったり、そんなときは「楽しくない状態」に陥っています。音楽に限らず、うまくいかないことがあると面白くなくなりますよね。
楽しい!好きだ!!という状態は、多少の苦労も吹っ飛ばしてくれます。弾き続けて痛くなる指も、難しくて覚えられないコードも含めて楽しいと思えるのが好きということだと思います。
今あなたが、ギターに関して「楽しくない、辛いだけ」と思っているのなら、どこに原因があるのか自分と向き合ってみましょう。向き合う事すら嫌ならば、ギターを辞めてしまってよいと思います。つらい事を続けるより、楽しくてのめり込めることを新しく始めた方が、よっぽど人生が輝いてくるはず!
モチベーションが下がる時、楽しくない原因はなにか
どんな時に楽しくないのか、自分でもわからない・・・という状態だと、いつまでも負のスパイラルから抜け出せません。楽しい瞬間と、楽しくない瞬間が波のように押し寄せてくる感覚を掴めるまで自己分析してみましょう。
それには、自分がどんなときに楽しめていない・モチベーションが下がってしまうのか見極めることです。様々なケースと対策を考えてみましたので、あなた自身に当てはまる項目が無いか考えてみましょう。
1.指が痛くて練習が嫌になる
ギターは指が痛いものです。しかし、プロを目指すような方は1日8時間以上練習するとも聞きます。指が痛いまま弾き続けているのでしょうか?
もちろんそんなことは無く、指が痛くならないギターのセッティングで弾いています。ギターを買ってきたままの状態で弾いているならば、一度ギターのセッティングを見直すことで、劇的に弾きやすさが改善するかもしれません。弾きやすいギターで練習する。これは基本中の基本です。
ギターのセッティングは下記のように自分でもできますが、ギターに無理なストレスをかけると壊してしまうこともあるので、お店に持ち込む方が安全です。
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ギター弾き始めの頃はどうしても指が痛くなりがちです。指で鉄弦を押さえるということに慣れていないためですね。このときにがむしゃらに練習せずに、適度な間隔で練習時間を取ることも重要です。最初の頃は練習量が多ければ良いというものではないと考えます。
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2.周りの方が上手でギターが嫌になる
ギターを友達やグループレッスンのような形で始めるケースもあります。そんなときは、仲間の進み具合が気になるものです。他の方の方がどんどん上達していくからといって、あなたにギターが向いてないとは限りません。
そもそもギターの向き不向きは、上手い下手ではなく、自分の表現ができているかどうかです。「自分の出したい音が出せる」「自分の弾きたい曲が弾ける」それこそが、向いているということです。
ですので、他人と比べることに意味はありません。自分より上手な人がいたら、素直に認めて教えてもらえば良いだけ。むしろどんどん質問できる人はぐんぐん伸びます。他人の上手さに委縮して「ギター辞めようかな・・・」なんて落ち込んでいてはもったいないのです。自分より上手な人が近くにいるなんて勉強出来てラッキー!くらいの感覚で、上手な人から学んでしまいましょう^^
他人との戦いから自分との戦いにシフトチェンジ!これがコツです。
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3.弾きたい曲が無い
ある程度コードも弾けるようになってくると、歌本等に載っているコードはスラスラ弾けるようになり、面白みが感じられなくなる時期があります。何を弾くいも同じようにしか弾けないんですよね。弾きたい曲が無い状態はたしかにモチベーションも上がりません。
ただ、ギターの弾き方は工夫するだけで随分楽曲の印象を変えることができます。リズムを変えてみることや、ストロークやアルペジオのバリエーションを変えるだけで、楽曲の雰囲気自体も変えることが可能です。
要するに、「弾いてもつまらない」という状態は、「楽しいように弾けない」という状態でもあります。今一度、ストロークのバリエーションや楽曲をアレンジする方法を学び直しても良いでしょう。アレンジは奥が深い分野で出来る人も少ないので、「ちょっとジャジーに、ちょっとボサノバっぽく」などと、オシャレなアレンジができるようになると、つまらない楽曲などなくなります。
チャレンジしてみる価値はありますね!楽曲のアレンジは下記の本が参考になりますよ^^
もちろん、自分で曲を作ってしまうのもおすすめです。実際に曲を書いてみると、世の名曲というのは本当にすごいんだなと実感できます。
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4.人前で演奏するのが怖い
比べられるのが怖い。失敗するのが怖い。見られるのが怖い。笑われるのが怖い。
これではいつまで経っても人前での演奏はできませんね。というのも、こういった感情は上手くなっても持っているものだからです。ですので、恐怖心を感じるだけエネルギーの無駄と言えます。
と言っても、言いしれない恐怖を克服するのは容易ではないですよね。自分で意識していない部分で怖さを感じているのならば、尚更怖いでしょう。
ただ、自分に置き換えて考えてみてください。あなたは、初心者やまだまだ演奏のつたない演者の演奏を笑ったりけなしたり比べたりするでしょうか?しませんよね?ということは、あなたの演奏を笑う人はいないでしょう。というよりも、そんな人のいない場所で最初は演奏べきです。
あなたの演奏すべき場所をちゃんと見極めて出演を決めましょう。自分より上手な人が多い場合は、これもまた勉強出来てラッキー!と感じて集中して”自分の演奏とどこが違うのか”を学びましょう。
自分より上手な人の演奏を間近で見られるというのは貴重な体験です。初心を味わえるのは初心者のうちだけですからね。今の状況を極端に怖がらず、「できてなくて当たり前」くらいの気持ちで人前で演奏できるといいですね。
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5.習い事なので仕方なく弾いている
最初は仕方なく始めたことでも、いつかそれが趣味や仕事になることもあります。ですが、稀です。
やはり嫌々続けることは精神的にも良くありません。やめられない事情があるのかもしれませんが、ギター・音楽より突き詰めたいことがあるならばそちらに集中すべきでしょう。
ただ、今はつまらないけどこのまま辞めたくはない!という根性をお持ちでしたら、今は惰性でも続けた方が良いでしょう。他人に教えられるくらいギターを習得したのならば、それはもうあなたの個性です。できない人にとっては先生ですからね!すばらしいことだと思います。
ただ、習い事で続けているのならば、最低でも家族の全面的なバックアップは必要かと思います。応援されてやることと、ただ周りに流されてやることでは意味も結果も違ってきます。
ギターのモチベーションの維持方法
モチベーションの維持=「楽しい」を維持する手っ取り早い方法は、ギターが上手になってしまうことです。人と比べて上手いか下手かよりは、自分が目指している姿に近づいているかどうかで、上手を判断してください。他人と比べても落ち込むだけです。
上手になるための練習がそもそも嫌でモチベーションが上がらないんだよ、という声が聞こえてきそうですね^^;そこで、上記に上げた楽しくない原因のように対策をとるのです。
上手になれば、それだけ出来ることも増え、人に教えることも出来ます。注目もされ、演奏を依頼されることもあるでしょう。そういったギターへの関りがあなたの自信になります。
自信さえついてしまえば、ギターを辞めたい、練習がつらい・・・という思いはどこかへ消え去っているでしょう。他人と比べられても「わたしはわたし」と割り切って考えられるようになります。自信ってすごいですね!
自信は「つけろ」と言われて簡単につくものではありません。特にギターのような楽器演奏は、長い期間かけて習得し、自信も少しずつ増していくものです。
では、最初はどうすればよいのか?
簡単なことです。「自信がある」と勘違いすればいいのです。「このコードだけは切れに弾ける」とか「チューニングの正確さには自信がある」とか。そういうちっちゃなことを、自分自身の大きな自信と勘違いしてください。根拠はないけど、自信がある状態ですね。まさに自己暗示。
これ、けっこう重要なんですよ!
あさ、鏡の前で「お前は天才だ!絶対うまくやれる!!」といって会社に向かう方が良い1日になるって言いますしね。要は気の持ちようなんですね、自信って。
さいごに
僕自身は、ギターや音楽を辞めたいと思ったことが一度もありません。ですので、正確には辞めたい人の気持ちになることはできません。
しかし、「何かに挫折しそう」という気持ちは人生の中で何度も体験していますので、あなたのギターへの気持ちを応援することはできます。
「なぜギターが楽しくないのか」
まず、このことに集中して答えを出してみてください。楽しくない原因に向き合って正しく対応すれば、またギターを楽しむことができるようになるかもしれません。原因に向き合った結果、やっぱりギターを辞めよう、、、という結論に至ったとしても、自分で決めたことですのでスッキリするはずです。
とにかくモヤモヤした気持ちでは日々も輝いてきませんので、すこし自分自身の気持ちを確かめてみましょう!!