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■曲作りについて

ギターのオリジナルコードの作り方とコードネームの調べ方

曲作り、がんばっていますか?

ギターで作曲をしていると、「なんかいつもと同じようなコードばかりだし、響きにひねりがないなぁ」なんてこと、ありますよね。コードブックに載っていないようなオリジナルコードを作って作曲に取り入れたいと考えているあなたに、ギターコードの作り方のヒントをお伝えします。

意外と簡単なオリジナルコ―ドの作成方法と、そのコードのコードネームの導き出し方を紹介します。

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ギター:オリジナルコードの作り方のヒント

オリジナルのコードを作るときの考え方として、一番手っ取り早い方法は「解放弦を入れる」ことです。解放弦は鍵盤楽器にはない、ギター特有の音の出し方ですね。ピアノは鍵盤を押えないと音が出ませんが、ギターは弦を弾けば解放弦の音が出ます。これを利用して、押さえる弦と押さえない弦の組み合わせを独自に考えてみましょう。

*各コードの「サウンド」をクリックすると、リンク先でコードの音が聞けます。(スマホでは対応していない場合があります)

例えば

サウンド

解放弦を使った王道コードです。コードネームこそAadd9ですが、コードブックに載っていない押さえ方ですね。音の響きも洗練された感じがします。指2本で押さえられる簡単なコードですが、いままでのあなたの楽曲に無い響きがしませんか?解放弦を使うメリットは”少ない指で独特な響きが得られること”です。

簡単ですのですぐにでも取り入れられますね^^

この考え方で行くと、普段使っているコードに解放弦を入れるだけで、コードブックに載っていないオリジナルのコードを作ることができます。もう少し例を挙げておきますね。作れるコードのパターンは無数です。

サウンド

サウンド

サウンド

自分で作ったコードが、C~Bのどの音に属するのかわかっていた方が良いです。コードを作っても、そのコードを使う場所をいちいち勘でやっていては効率が悪いですよね。オリジナルコードのコードネームの調べ方を下記で紹介します。

オリジナルコードのコードネームの調べ方

オリジナルコードといっても、まったくコードネームが付かないケースは稀です。コードの中の音をひとつずつ並べ替えると、大抵はコードネームが付きます。コードネームはコードの構成音から付けられているためです。理論的な話は難しくなりますので、あなたの作ったコードのコードネームをサクっと調べる便利なサイトを紹介します。

作ろう!マイコードブック

↑こちらのサイトは、コードネームを探ったり、コード譜を作るのに非常に便利です。無料で使えます。また、音をギターの生音で確認できる点も優れています。

使い方はチュートリアルを見れば一目瞭然ですが、手探りでも使えてしまうほどの簡単さ!自分の押さえている個所を、作ろう!マイコードブック上でクリックするだけでコードネームを判定してくれます。

1点注意点があります。コードは、どの音をルート(主音・根音)とするかでコードネームが変わること。この点を理解していないと、間違ったコードネームで覚えてしまいます。

たとえば、上記で紹介したBadd11というコードがあります。このコードは指板上の譜面で見ると下図のようになります。

3弦4フレットのBの音をルートとして考えた場合のコードネームですね。しかし、同じ指使いで1弦をルートとして考えると下図のようなコードネームが付きます。

コードネームとしては正解なのかもしれませんね(E△7コードの回転形です)。しかし、Badd11として覚えたいところです。なぜかというと、このコードはBadd11(Bの仲間)として覚えておくと、Bコードの代わりに使うことができます。しかし、E△7(9 omit3)として覚えてしまうと、E△7やEコードの代わりに使うにはかなり響きに無理があります。

作ろう!マイコードブックのコードネーム検知機能にも限界があるということですね^^;どの弦をルートに設定するかも自分で変えられますので、チュートリアルをよく読んで使ってみてくださいね!

オリジナルコードは曲作りの幅を広げる

オリジナルコードを作れたり、楽曲で使えたりする方が「偉い」というわけではありません。当然、オリジナルコードをたくさん持っている方が「上手い」ということもありません。

では、なぜオリジナルコード作りをすすめるのかというと、楽曲に個性が出しやすいからです。オリジナリティってやつですね。

楽曲のオリジナリティはコード進行やコードの響きで表現することができます。当然その他にはリズムや歌詞、メロディといった要素がプラスされて、さらに個性を増していくわけです。

コード進行やコードの響きがどこにでもあるようなものであった場合、そこから個性を出すのは至難の業です。似たようなコード進行からは似たようなメロディしか生まれにくいですからね。

そこで、オリジナルのコードを用いることで、響きや進行にヒネりを持たせ、あなたらしい楽曲へと仕上げていくわけです。

オリジナルコードだけで楽曲を構成するのは非常に難しいので、まずは2~3個のオリジナルコードを楽曲で使えるように作ってみてはいかがでしょうか?

なんかクリエイティブな作業って感じでミュージシャンぽいですよね^^

さいごに

ギターのコード作成は、ギターの難しい部分でもあり醍醐味でもあります。

曲作りの段階で、オリジナルコードを使っていけるようになると、ありふれたコード進行から脱却できるヒントになります。ぜひオリジナルコード作りにチャレンジしてみてください。

指1~2本からでも斬新な響きのコードを作ることはできますので、意外と敷居が低いんですよ!洗練された響きのコードが使えるようになると、ギターがもっと楽しくなりますよ^^

よいコードができたら僕にも教えてくださいね~ノ

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