おすすめ弾き語りアーティスト紹介、第11弾はデイヴ・バーン。王道ポップス好きならこのアーティストを知らないと損!といえるほどの逸材です。
CDではバンド演奏の多いデイヴですが、ギター1本・ピアノ1本という音楽家の最小編成のスタイルが根底にあると感じます。ギターもピアノも本当に上手い。こんなアーティストになりたい!と思わせてくれる職人アーティストです。
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デイヴ・バーンズとは
Dave Barnesはアメリカのシンガーソングライター。アメリカにはデヴィッド・バーンという超有名(ex:トーキング・ヘッズ)なアーティストがいて、よく混同されるんですが、別人です。
デイヴ・バーンは残念ながら日本ではほぼ無名でしょう。ジェイソン・ムラーズやジョン・メイヤーと年齢も近いと思うんですが、彼らのように突出した個性を売りにしている感じではなく、いわゆる「王道のポップソング」を極めた感じで活動されています。
どの楽曲を聞いても、ソングライティングの才能は飛びぬけてることが分かります。僕は大好きですね。これだけ極上のメロディを作り続けることこそ、彼の最大の才能のひとつだと思います。
また、声がハスキーで魅力的なんですよね。バンド曲でもいいんですけど、ギター1本での演奏ではハスキーボイスが際立ちます。メロディが良いアーティストではありますが、ボーカルもまた魅力の一つ。
デイヴ・バーンズの弾き語りスタイル
アルバムを聞くとエレキギターの演奏が多いので、エレキもアコギもかなり本格的に弾くようです。(CDで聞けるエレキギターはバンドメンバーかもしれませんが)。
とにかくキャッチーでわかりやすいメロディの楽曲が多いので、上記の動画のようにギター1本でさらりと弾いても楽曲が際立ちますね。彼の楽曲はとにかくメロディが素晴らしいです。楽曲の構成を見ても、Aメロ、Bメロ、サビ~のようにわかりやすいので、日本人好みだと思うんですよね。海外だとサビが無い曲が売れたりしますが。(extremeのmore than wordsのように)
バラードでは指で爪弾く弾き語りを披露していますが、こんな感じの軽快なポップスも演ってます。いいですね~他のアーティストとのコラボ♪
デイヴ・バーンズのここを見ろ!
彼の持ち味は何といっても「バラエティ豊かな楽曲」です。いろんなタイプの楽曲をあのハスキーボイスで歌うんですから、日本でももっと人気が出そうなものなんですが、、、プロモーションが下手なんですかね。
アルバムをいくつもリリースしていますが、アルバムごとにカラーがガラッと変わるのではなく、一貫して極上のポップスを貫いています。アルバムごとに「ロック寄り」「バラード寄り」といった傾向はありますが、それでも、煌びやかなポップスを量産し続ける才能には脱帽です。いろんなジャンルに手を出すと”器用貧乏”といわれそうですが、どの楽曲も本当にかっこいい。そう、かっこいいポップス。こういうアルバムだと1枚通して楽しんで聞いていられる。バラードばかりのアルバムじゃ、消化不良になるからね。
オリジナル曲がいつも同じような曲調になってしまう方は、デイヴのようにバラエティ豊かな曲作りを得意とするアーティストを参考にすると良いですね。ギターにこだわらず、楽器を変えてみる、というのも曲作りに幅を持たせる方法のひとつかと。
海外のシンガーソングライターはギターの他にピアノも弾けるアーティストが多い。以前紹介したDavid Meadもそうだし、Jason Mrazもそうだ。きっと、ギターでなきゃ!というこだわりが無いんでしょうね。曲が良ければ楽器は何でもよいのかもしれない。
僕も一時期ピアノにハマったことがありました。ライブで弾き語るほど上達する前に辞めてしまいましたが、今でも「ピアノの弾き語りって最強だよな」と思います。ギターしか弾けないから余計にね。時間が出来たらまたピアノ始めよう。
デイヴのピアノ曲はとくに素晴らしい!僕が最初に知った彼の曲は「On a Night Like This」というピアノの歌でした。洋楽に詳しい友人がすすめてくれたこの1曲。本当に衝撃だった。こんな心に迫るメロディを書くアーティストがいるんだ!と。
僕がメロメロになった名曲「On a Night Like This」。ライブではピアノでなく、ギターで演ってますね。名曲はどんな楽器で演っても名曲。
デイヴ・バーンズはこんな方におすすめ
こんな方におすすめ
- ハスキーボイスが好きな方
- バラエティ豊かな楽曲が好きな方
- 軽快なポップスが好きな方
- 美しいバラードが聞きたい方
- 煌びやかなバンドアレンジが好きな方
ヒネりの無い王道ソングですが、個人的に王道な音楽が大好きなのでデイヴ・バーンズはおすすめです。音楽を作る側としては、王道を知っているからこそ、王道を外すこともできるので、やはり人々の琴線に触れやすい音楽は知っていて損は無いですよね。
デイヴ・バーンズの音源紹介
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CDの楽曲はバンド演奏がほとんどです。ポップロック的な楽曲が中心で、アルバム全体的に楽曲のクオリティがすごく高い!やはりこの人は天性のメロディメーカーなんですね。一口にポップスと言いましたが、デイヴの守備範囲は相当広く、R&Bチックな楽曲からラテン系のノリのもの、カントリー、スローバラード、ロック、そしてジャジィな感じとオールマイティです。
楽曲アレンジもシンプルなんだけど、エレキギターなんかがおいしいフレーズを連発してて、いいミュージシャン仲間と楽しんでアルバムを作ったんだろうなと想像してしました。
デイヴ・バーンズ最新の来日情報
悲しいかな来日情報無しです。
グラミー賞にノミネートされたほどの実力の持ち主ですが、来日歴も来日予定もないデイヴ。海を越えてくる日はいつになるのかな。
アメリカではちょいちょいライブやってるみたいですね。本国では当然ファンも多いでしょうね!
さいごに
ポップス職人:デイヴ・バーンズを紹介しました。
彼のギター弾き語りの側面だけ見ても大変参考になりますね。歌良し!声良し!!ギター良し!!!こういったアーティストを参考にしていけば、相当ミュージシャンとしての地力が付くと思っています。やっぱり「どんな音楽を聞くか」「誰を参考にするか」って大事なんですよね^^
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