おすすめの弾き語りアーティスト第7弾はジョン・メイヤーです。日本での人気も定着してきたようで、説明の必要はなさそうですね。2019年の来日公演も大盛況でした。
彼は、「声、メロディ、ギター」すべてに特徴があり、どれも個性的です。ライブでは弾き語りをすることも多いので、学べることは沢山ありますよ!!
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ジョン・メイヤーとは
ジョン・メイヤーは世界的に大人気のアメリカ人シンガーソングライターです。ここ日本でも人気が出てきて、毎度の武道館公演はソールドアウトのようですね。
彼の特徴は
- 声がいい
- ギターが上手い(超絶に!)
- イケメン
- 曲がいい
- 背が高い
- 日本びいき
- 共演者が豪華
僕が個人的に大大大ファンだってこともありますが、パッと思いつくだけでも特徴が溢れ出てきます。他人が欲しがるものをいくつもお持ちでらっしゃる!彼のモテ度はそのゴシップの数でもわかりますが、ハリウッド女優、アイドル、人気シンガー、、、と手当たり次第です。結婚しない(できない)タイプですね(笑
声や曲の良さは好みもありますが、これだけ売れてグラミー賞も獲っていることから、人々の琴線に触れる曲を多く残しているってことですよね。
彼は学生時代に交換留学生として日本に滞在したことがあり、日本大好きみたいです、お忍びで京都に来たりしてます。おちゃめですね^^
ジョン・メイヤーの弾き語りスタイル
アルバムでは弾き語りの曲は少ないのですが、アコギをモチーフにした楽曲は必ず1曲は入っています。彼の音楽のルーツはブルースですが、ポップスもかなり洗練されていて、ギターコードもオシャレ!コード表には絶対に載っていないようなオリジナルコードが頻発します。
難しいコードに加え、ギターの指板上を行ったり来たりする楽曲が多いので、弾きながら歌うのは相当難しいと思うんですが、さらりとやってしまうところがまたニクいですね。ピックで弾いても、指で弾いても非の打ちどころがないギタープレイです。
僕も彼の影響を多分に受けて、自分の楽曲でオリジナルコードを多用するようになりました。また、「エレキギターで弾いても、アコギで弾いても映える曲」を意識して作るようになりました。ジョンはエレキでも弾き語りするんですが、これがまたカッコイイんです。
エレキギターの弾き語りも見どころ!
下記で紹介する「Any Given Thursday [DVD]」収録のLenny/Man On The Sideという楽曲です。まぁ上手い(#^^#)これだけ弾けたらそりゃ一人でステージ行って弾きまくるわ!という腕前ですね(笑)
バックの演奏無しでギターソロを弾きまくっていますが、彼はリズム感が良いので聞いていて安心感があります。最近のライブではこの頃の初期の曲をあまりやらないそうですが、残念です。初期の頃の曲も今聞いてもキラキラしてますよね。
ジョン・メイヤーのここを見ろ!
彼のギターの上手さは振り切れてます。
YOUTUBEでたくさんの彼の動画が見られますが、バンドでの演奏のものも多いですね。ほとんどはエレキギターを弾いていると思いますが、エレキを弾いてもアコギを弾いてもこれほど上手いアーティストは稀じゃないでしょうか?
彼の弾き語り動画を見てみると、どの楽曲もギターの難易度がかなり高いです。簡単にはコピーできません。歌モノですが、ギターだけ聞いても非常に印象的なフレーズを弾いていると感じます。コードもコードブックに載っていないようなコードがたくさん。これを歌いながら演ってるんだから・・・演奏スキルの高さが覗えますね^^;
この楽曲なんてもう・・・何をやっているか訳わからんレベル。突き抜け過ぎてて、曲作りの参考にはなりませんね(笑)
アコギをエレキのように弾くアーティストは居ます(例えばMonte MontgomeryやJoe Robinson)。ジョンはエレキ・アコギ両方のツボを抑えて弾き分けている印象です。どんなギタリストにも弾き癖(手癖)がありますし、特にピッキングの強さがエレキとアコギでは違ってくるので、弾き分けるのって難しいと思うのですが。。。努力と才能の賜物でしょうね。
「弾き語り」というと、ギターを伴奏に歌う、、、というイメージがありますが、ジョンのスタイルはギター&歌どちらも主役といった印象を受けます。きっとシンガーでありながら”俺はギタリストだ”というプライドがあるんでしょうね。ギターは”現代の三大ギタリスト”のひとりと言われるほどの腕前です。
ちなみに、ジョンの他の三大ギタリストは、ジョン・フルシアンテとデレク・トラックスです。デレクは納得!
ジョン・メイヤーはやりたいことがコロコロ変わる
2001年にアコースティックポップなアルバム「ルーム・フォー・スクエア」でデビューしたジョンですが、歳を重ねることに追求する音楽スタイルを変えていきます。コテコテの・・・といってもジョン流のポップセンスに溢れたブルースアルバム「Try: John Mayer Trio Live in Concert」を出したかと思えば、フォークソングに傾倒したり、以前からカントリーミュージックの影響も楽曲に現れてきました。(カントリー界のスター:Keith UrbanやBrad Paisleyとの共演の影響もあるのかな~??)
数年ごとにカラーの変わるアーティストですが、どのアルバムにも”あぁ、ジョン・メイヤーだ”とわかる絶妙なポップセンスが散りばめられています。その辺りが、ずっと売れ続けている理由でしょうね。
個人的には「やりたい音楽スタイルがある」というのは非常にうらやましいです。楽曲を作るとき、どうしても自分の聞いてきた音楽ジャンルから抜け出せず、毎回同じような曲を作りがち。しかし、常に変化していかないと自分自身で飽きてしまいますよね。
ジョンの初期の音楽スタイルにはカントリーやフォークといった影響はほとんど感じられませんでしたが、デビュー後にそういった音楽を聴き始めたのか、共演アーティストの影響か、自分が”これだ!!”と思ったものを柔軟に取り入れるところがまたカッコいいですね。
ジョン・メイヤーはこんな方におすすめ
こんな方におすすめ
- ハスキーボイスが好きな方
- オシャレな音楽が好きな方
- 上手いギターを聞きたい方
ジョンの音楽性を一言で言い表すことはできません。活動時期によって傾倒していた音楽が違うからです。カントリー寄りになってしまった時は、正直僕はショックでしたが、最近のアルバムではバランスが以前のように戻ってきました。割と万人受けする音楽スタイルだと思っています。
ブルースをルーツに持つジョンですが、ブルースのエッセンスを上手に昇華して、自分流に表現しているところに交換が持てます。コテコテのブルースは聞かないけど、洗練された音楽が聴きたいわ~という方に一番おすすめしたいですね。
ジョン・メイヤーの音源紹介
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ジョンの素晴らしさは映像の方が伝わってきます。ギターソロは毎回少しずつ違いますし、楽曲のアレンジそのものも変えて演奏することもあります。このあたりはライブならではでしょうね。それにしても最近のライブ映像は本当に美しい!!
※アルバム、映像作品には輸入盤やDVD or Blu-Ray等のフォーマット違いがあるので購入の際は注意です。国内盤は解説や字幕があったり、収録内容(曲数が多かったり、曲順が違ったり)に差異がある場合がありますので、よく吟味してください。
-アルバム-
「Heavier Things」2003年
「Continuum」2008年
「The Search for Everything」2017
-映 像-
「Any Given Thursday [DVD]」2003年
「Where the Light Is: John Mayer Live in L [DVD]」2008年
ジョン・メイヤー最新の来日情報
割とアルバムリリースのタイミングで来日しているジョン・メイヤーですが、お忍びで日本に来ることもあり、ライブ以外でもお目にかかることがあるかもしれません。まぁ、街でバッタリ会っても、そっとしておいてくれる日本が好きだから来てくれるんでしょうけど^^
さいごに
ジョン・メイヤーを最初に聞いた時の印象は、「アメリカではウケるけど、日本ではどうだろうな」というものでした。それが今ではグラミー賞も取って世界的アーティストに。共演アーティストもブルースやジャズの大御所ばかりで飛ぶ鳥落とす勢いです。
忙しい彼ですが、音楽には絶対手を抜かないところが好きです。毎回のアルバムを聞けば、研究熱心で常に自分をアップデートしていることがわかりますからね。楽曲センスやギターテクニック以外にも、音楽への真摯な態度も見習いたいアーティストです。
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