おすすめの弾き語りアーティスト第5弾:アメリカのデヴィッド・ミードです。
僕は大好きなので、マイナーと言われると悲しいのですが、最近ではテイラー・スウィフトが彼の楽曲をカバーし、少し有名になりましたかね?ジョン・メイヤーも「デヴィッド・ミード」が好きだ的な発言をしていたと思います。
世界のトップミュージシャンお気に入りの職人的音楽家:デヴィッド・ミード。そんな彼の「弾き語り音楽スタイル」に焦点を当てて紹介します。
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デヴィッド・ミードとは
David Mead公式動画より「Last Train Home」
デヴィッド・ミードは、’90年代から活躍するアメリカのシンガーソングライター。イカツい顔からは(失礼!)想像できないやわらかな歌声。脱力したような歌い方で、聞いているこっちも肩の力が抜けます。彼のどの楽曲を聞いても、本当に”無理がない”。
「ポップス職人」と形容される彼ですが、まさに言い得て妙。過去6枚ほどリリースされたどのアルバムにも、人を惹きつける魅力が詰まっています。
彼は、パワフルなボーカルやテクニカルなギターは披露しませんが、いわゆる”味のある”タイプのミュージシャンです。こういうアーティストは世間に認知されるまで時間はかかりますが、一度ファンになった人が離れていくことは無いんじゃないかな。こんなにいいアーティストがなかなか日の目を見ないのは歯がゆい気もしますが。
デヴィッド・ミードの弾き語りスタイル
Youtubeで、デヴィッドのいろんなライブ動画が見れます。どれを見ても演奏にも歌に無理が無いですよね。まるで緊張していないかのような力の抜けた演奏だと思います。
アコギもフォークタイプとクラシックタイプを使い分けているようで、たまに聞けるクラシックの甘い音色が、なんとも心地よいです。アルバムを聞くとそれが顕著です。
デビッド・ミードはギター以外にもピアノでも弾き語ります。彼の声には、ギターもピアノも合います。自分の声やメロディに合った伴奏を弾くことにとても立てている印象です。決して楽器を押し出さず、歌に寄り添うような演奏が特徴です。
ギターとピアノって「合う」という方もいれば、合わないという方もいます。僕はどちらかというと音がケンカしちゃうかなーと思ってたんですが、Davidのアルバムを聞いて自分の新作にもピアノを入れようと思えました。やはり道具は使いどころなんですね!
デヴィッド・ミードのここを見ろ!
彼の歌は、言ってしまえばあまり抑揚が無く淡々と歌っています。しかしそれがなんとも歌の雰囲気と合いますよね。僕はどうしても歌を歌い上げることに意識が行ってしまいますが、こういう歌い方でも聞いている人に伝わるんだ、ということが非常に勉強になりました。
彼の切ない声もあいまって、余計なことを考えずに歌を聞くことに集中できます。
昔のアルバムからずっと聞いてみると、割とロック寄りの楽曲も多く、パンクな音楽も好きなのかな?と想像します。きっと彼、音楽的には雑食なんでしょうね。色んな音楽を聞いてきたからこそ、自分のオリジナル曲にカラーが出せるのだと思います。
アルバムではバンドで演奏していたような楽曲も、ライブではギターやピアノアレンジで聞けます。ギター1本、ピアノひとつで弾き語るスタイルは、ミュージシャンの本質というか、実力が垣間見れ、彼の「裸の音楽」に触れられるような気がして好きです。歌とメロディが素晴らしいと、他に何もいらないんだな~なんて思いながら聞けます。
デヴィッド・ミードはこんな方におすすめ
こんな方におすすめ
- 優しい歌声が好きな方
- 素朴な歌い方が好きな方
- 美メロが好きな方
- 肩の力を抜いて音楽を聞きたい方
- お店で流す素敵な音楽を探している方
アルバムが6枚ほど出されていますが、全体的にバンド演奏のものが多いです。一番アコースティック寄りなのが下記で紹介する「Almost and Always」です。これまでのアルバムより、さらに切なくて儚い印象の楽曲が多く収録されています。
「なんか日常に疲れちゃったわ」という方に、特におすすめしたいです。癒されます。
デヴィッド・ミードの音源紹介
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Amazon Music UnlimitedではDavid Meadと検索してください。日本語だと表示されないようです。
彼のアルバムで一番オススメなのは「Almost and Always」1曲目から心が解放されます。アコースティックなアレンジをとても大切にしたアルバムで、個人的な内容を歌ったアルバムだとどこかに書いてありました。内容は、けっして暗すぎず、極端に明るすぎず、聞いていると気持ちを落ち着かせてくれる楽曲が多いです。
人生のどんな場面にでもかけていたいアルバムです。デヴィッドは本当に人柄がにじみ出るようなアルバムを作る人だ。とくにこのAlmost and Alwaysは生涯手放すことは無いだろうな~。
デヴィッド・ミード最新の来日情報
来日の噂すらありませんねorz
アメリカではちょいちょいライブをされているようですが、日本に単独来日してくれる日は来るのでしょうか?(昔、何かのバンドの前座での来日歴はあるようです)
さいごに
ここ日本ではマイナーアーティストのDavid。来日するって話も聞きませんし、過去のアルバムもどんどん廃盤に・・・(涙 好きなアーティストが売れないのって悲しい半面、あんまり売れてもさみしいし・・・複雑です。
彼の音楽を聞いていると、「売れる・売れない」以前の音楽の本質に触れているような感覚になります。もちろん売れた方がハッピーなんですが。彼にもいつまでも自身のスタイルで好きなように音楽を続けて欲しいものです。同じミュージシャンとして、そんな姿勢も学びたいものです。
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