全国1,800万世帯以上といわれている「おひとり様」世帯。自分で稼いだお金を自分で使える羨ましい生き方という向きもありますが、無趣味でさみしく暮らしている方も多いのが、国としての課題となっています。
ミュージシャンとして僕が考えるには、おひとり様の趣味としてギター弾き語りは、これ以上ない最適な趣味と言えます。詳しく解説していきます。
当ブログ著者:たまいやすゆきの20年に及ぶ音楽活動の中から得た ”愛されるミュージシャンになるコツ” を電子書籍にしました✨個人で戦うミュージシャン必携の著です^^無料ですのでぜひすぐに手に入れてください!!
おひとり様の趣味として、なぜギター弾き語りが最適か
最適な理由
- 夢中になれる
- お金がそれほどかからない
- 出会いがある
- 自分を表現できる
- ボケ防止にもなる
独身を謳歌されている方ももちろん大勢いますが、問題は独身で無趣味の方。時間をどう使ったらいいかわからない方ですね。
ギターは、上記で挙げたようにたくさんのメリットがあります。あなたが欲している項目があるんじゃないですか?仲間と表現する場所と時間の上手な使い方が一度に手に入ります。当然、ギターを習得するにはそれなりの時間はかかりますが、その時間が自由になるのが独身者のあなたです!
「好きで独身でいるんじゃないわよ!」というあなたも、拗ねずにギターを始めることのメリットをよく考えてみてくださいね。
たとえば、、、
何曲か弾けるようになったあなたは、ライブに出演するとします。ライブハウスでは上手な方ばかりで緊張しますが、一生懸命歌うあなたを、他の出演者やお客さんは温かく迎え入れてくれるでしょう。話しかけてくる方も多いと思います。会社の外での交流が生まれ、あなたの表現の場所がひとつできるわけです。
自分から行動を起こすことで、素敵な異性に出会えるかもしれませんし、同じギターや音楽という趣味を心から分かり合える音楽仲間が見つかるかもしれません。可能性は無限なのです。
どうやってギター弾き語りを始めるか
メリット多そうだし時間あるし、音楽も好きだわ、、ちょっとギター始めてみようかしら?と思ったあなた!すばらしい行動力です。一歩踏み出せば、日々に活気が出ます。もう無趣味なんて言わせませんよ^^
問題はどうやってギターや弾き語りを始めるか、ですね。下記にステップを記しますので、順を追って準備を進めてみましょう。
- ギター選び
- 教材・教室選び
- 実践
ステップはこの3つだけです。詳しく見ていきましょう。
ステップ1:ギター選び
1番重要なのがギター選びです。ギターは始めた人の8割が挫折するといわれるほど難易度の高い楽器。その挫折の理由の1位は「上達しない」こと。上達できない要因は「手が痛い」とか「コードが押さえられない」とか「両手がバラバラに動かない」といったものになります。
ギターを60人以上に教えてきた僕としては、根本的な原因はギター選びが失敗していることにあるのでは?と考えています。ギター教室に来られる生徒さんは、もらったギターや、初心者セットで買ったギターで来られます。このギター、大抵その方の手に合っていないんですよね。
また、ギター自体の調整もできておらず、非常に弾きにくいギターとなっています。ギターは調整次第でかなり弾きやすく、手が痛くなりにくい状態にできますので、これを知らずに挫折してしまうのはもったいない!と常々思っています。
話がそれましたが、ギター選びはそれほど重要なのです。ギターショップで詳しい店員さんに選んでもらいましょう!「とにかく私の手や体に合ったサイズのギターで、弾きやすく手が痛くならないよう調整してください」と言って選んでもらいます。ある程度値の張るギターをすすめられると思いますが、ここでケチケチしていると、あなたの明るい未来が遠のきます。生涯の趣味になるかもしれないギター選びです、いくら投資できるのかよくよく考えておきましょう。
高価なギター=あなたに合った弾きやすいギター とは限りませんが、やはり金額の高いギターは品質が良い傾向があり、比例して弾きやすさも高い印象があります。出せるなら20万円クラスのギターがおすすめかな~。
アパート暮らし等で音が気になるようであれば、サイレントギターという選択もあります。かなり音が小さく、基本的にヘッドフォン(もしくはアンプ)で練習できます。
ステップ2:教材・教室選び
ギターをはじめる人の多くは独学で挫折します。これだけYoutubeや教本でギターの情報を得やすい時代ですが、やはり独学は大きな壁となるのですね。僕のギターや弾き語りのコツを数多く記事にしていますが、文字だけで正しい弾き方を伝えられる自信がありません。やはり対面でのギター教室、最低でも動画レッスンをおすすめします。
教材も教室も先生が重要です。わかりやすく・あなたの得意を伸ばしてくれる先生出なければ続きません。お金を払う意味もありませんね。ギター教室が近所にたくさんある方は稀でしょう。いくつかある場合は、体験レッスンを受けて、先生とうまくやっていけそうか確認しましょう。どんなに有名なギターの学校を出ていても、教え方が下手ではうまくなることはできません。
ギター教室が近所に無く、止む無くDVDなどの動画レッスンを受講する場合は下記の教材をおすすめしています。
当教材は、対象年齢が50歳以上ですが、だからこそわかりやすく出来ています。50歳から始めても弾けるように工夫してカリキュラムが組まれているため、20代でも30代でも安心してギターの基礎および弾き語りのコツをマスターできます。楽器屋で2,000円くらいで売っている教本とはわけがちがいます。
ステップ3:実践
さて、ギターも教材(教室)も決まったら実践です。実際にギターを習得する段階ですね。教室に通われるのであれば、先生に家での正しい練習方法を聞いてください。「家ではとにかく練習量ですよ!」なんていう先生にはついてはいけませんよ!!
ギター初心者の頃は、力の入れ方がわからないため、手首や関節を傷める方が多いのです。僕は初心者のうちは家での練習は15分/1日を推奨しています。休日にまとめて何時間も練習するより、短い時間でも毎日練習する方が確実に力になります。筋肉の付き方と一緒ですね^^じっくり付けた筋肉は衰えるのもゆっくりですが、急速に付けた筋肉は、筋トレを止めたとたんに落ちていきます。ギターも、焦らずゆっくり確実に。です。
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ギターは慣れてくれば、力の抜き加減が自然と身に付きます。こうなってしまえば、あとは2時間練習しようと手が痛くて仕方ない!なんてことにはなりません。ここまでいくまでに大抵の方は挫折してしまいますが、適正な練習時間を意識したうえでギターを始めるあなたは大丈夫でしょう。
やはり習い事には正しい順序と、上達のコツがあるんですね。
ギターを始めるタイミングは今です!!
思い立ったが吉日!ギター弾き語りに興味が持てたら即行動です!!無趣味を続けてきてしまっている方は、色々に興味が持てないのではなく、行動に移す最初の一歩が出ないだけです。
僕はこのBlogを通してギター初心者~中級者に向けて色々なアドバイスをしてきました。ギターを始めたい!という方からの相談もよくいただきます。大抵の方は、「欲しいギターがあるけれど、それで良いかわからない」といった内容で、自分の判断に不安を持っています。僕は「それでいいですよ」「こんな方法(やギター)もありますよ」と背中を押してあげているんですね。
もし、迷っているのならメッセージください!来年でギター歴30年の僕が、丁寧にアドバイスしますよ^^ギターが向いているか向いていないかは初めてみないとわかりません。わからないことを悩むなら、やってみて判断するのが一番かと。年齢は関係ありません!
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また、実際に「このBlogを読んでギターを始めました!!」なんてメッセージもいただけると超絶うれしいです♪
さいごに
ギターに限らず音楽を演奏するという趣味は、生き甲斐や生涯のライフワークとなり得ます。また、他とのコミュニケーションを図るうえでも大変役立ちます。言葉はなくとも音でやりとりもできますからね。
持て余す時間を何に使おう?とお悩みであれば、メリットたくさんのギターを始めませんか?ギターは簡単ではありませんが、夢中になれ、年齢問わず始められる身近な趣味です。無趣味で空っぽの時間を有効活用して人生にひと花咲かせましょう!!