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■弾き語りのコツ

弾き語り上達のコツ:歌とギターどっちから練習するの?同時じゃダメ?

ギターの弾き語り、歌もギターも同時に練習を始めてませんか??人は2つ以上のことを同時に行うのは苦手です。同時に練習を始めてできるようになってしまう器用な人もいますが、なかなかの才能でしょう。

弾き語り=弾きながら歌う事、ですので同時に練習をはじめてしまう気持ちもわかりますが、初心者がこの方法をやってしまうと遠回りになります。確実に弾き語りを習得していく方法を紹介します。

この記事では以下の内容を学べます。

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弾き語りの練習は同時に始めないこと

弾き語り初心者の段階で、いきなり歌もギターも同時に練習を始めてしまうのは挫折につながります。ギター弾き語りは、左手でコードを押さえて右手はストローク(もしくはアルペジオ)、そして歌うといった3つ以上のことをバラバラに行いますので、脳は混乱します。

まずは、歌かギター、どちらかが無意識でもできるようになってからもう片方のパートを練習すべきと考えています。この”無意識”というのがかなりミソです。歌なら歌詞とメロディを覚えるほど、ギターなら譜面を見ずに弾けるようになるレベルですね。

このレベルまで行って初めて他のパートに挑戦することで、随分楽に練習が進むはずです。それもそのはず、歌が無意識で歌えるのならギターの練習に専念できますからね。逆もまたしかり。なんでもすぐ出てしまう天才もいますが、試しに歌+ギター同時に練習してみて混乱するようならば、すぐにどちらか一方のパートの練習に切り替えましょう!

弾き語りに慣れるまではこの練習方法が一番です。ギターと歌、どちらから練習しても良いのですが、それぞれの方法を下記にまとめました。

弾き語り上達のコツ ギターから練習する場合

知っている歌の弾き語りにチャレンジする場合、歌はもうわかっていますので、ギターから入ります。このときにも歌を無理にギターに合わせようとせず、ギターの練習に専念します。(鼻歌くらいなら合わせても良いでしょう)。とにかく脳に余計な仕事をさせないよう、ギターに集中してください。

これは最初のうちだけです。「弾き語り」という音楽スタイルに慣れてくると、自然と歌もギターも同時に練習に入れるようになります。初心者の場合は、いきなり同時練習を始めてしまうと「弾き語りってこんなに難しいんだ・・・」と挫折につながってしまうんですね。それを回避するための、ギターと歌の別々練習です。

ギターだけの練習もも、ただ譜面をなぞって練習していても、自分が歌のどの部分を弾いているのかわからなくなります。そんなときには、CDや音源に合わせた練習が効果的です。

世の中には素晴らしいアプリがあって、楽曲の音程を変えずに再生スピードだけ遅くする無料アプリがあります。こういったアプリで、追いつきやすいスピードに落として練習し、徐々に早くしていく方法は確実に上達しますね。

ぶんぶんハヤえもん

と読むそうです。パソコンアプリですが、iPhone、Androidアプリの無償提供もはじまっています。MP3という形式の音楽ファイルを読み込む必要がありますが、非常に画期的ですね。僕がギターを始めた頃はもちろんこんなアプリは無く、パソコンに取り込んだ音をゆっくり再生して練習したものです。しかも音程が変わってしまい、まともに練習できないという悪環境の元(笑)

弾き語り上達のコツ 歌から練習する場合

まったく知らない曲を弾き語ることになった場合、歌から練習するというのは有りですね。歌うことは、好き嫌いに関わらず小さなか頃から慣れ親しんでいます。歌かギターか、といったら間違いなく歌の方が早く覚えられるでしょう。

歌を2~3日で覚えてしまって、あとはギターに専念する。そして最後に歌いながら弾く練習素をする。というコースも確実且つ最短でしょう。知らない曲を歌から始めるのか、ギターから始めるのかは好みです。とにかく初心者のうちは「同時に始めない」ことを肝に銘じてください。

慣れたら同時に練習してもOK

弾き語りに慣れてくれば歌もギターも同時に練習を始めてもOKです。どれくらい慣れれば、同時練習からはじめても良いのでしょう?

目安としては、弾き語りできる曲のレパートリーが4、5曲になったころですかね。これくらいできるようになると、脳が「弾きながら歌う」ことに慣れます。しかもギターコードのパターンというのは曲が違っても似ているものです。他の曲で弾いたことのあるコード進行が出てくることも多く、一からギターのコードを覚える、といった作業も少なくなってきます。

そうはいっても、同時練習は難しいものです。弾き語りの練習でよくある課題について掘り下げてみましょう。

歌い出すとギターが止まってしまう場合

さぁ、ギターだけなら弾けるようになったぞ!と歌も一緒に練習し始めました。しかし、歌い出すとどうもギターが止まってしまう、または覚えてるはずの歌が出てこない・止まってしまう、ということはあります。

これは、弾き語りへの慣れの問題もありますが、一番の原因は、ギターの練習不足です。ギターは間違えても良いので、止まらずに最後まで(または弾きたいと思っているところまで)弾けるようになって、初めて歌を入れて練習すると良いでしょう。上記で4、5曲弾けるようになれば、同時に練習を始めても大丈夫と書きましたが、やはり個人差はあります。また、プロでも歌いながら弾くのは苦手・・・というギタリストもいますので、向き不向きがあるんでしょうね。

あわてずに、何度も何度もじっくりトライすることで、必ず弾きながら歌えるようになります。ギターの練習時はもちろんゆっくりのスピードから始めるのはお約束ですよ。ギター30年近く弾いている僕ですらそうやって練習していますから^^

弾きながら歌うと歌がうまく歌えない

これは僕自身も抱えている課題です。歌だけなら納得できる歌い方が出来るのに、ギターを弾きながらだとどうしても繊細な表現ができない・・・上手く歌えないと感じるんですよね。

「ギターも歌も無意識にできるまで練習!」と書きましたが、歌もギターも心で奏でるもの。やはり感情を込めて演奏するには、ものすごい精神力と集中力が必要です。ギターに集中すれば歌がおろそかになり、歌に集中すればギターをミスしてしまう・・・そんなジレンマの中、ほとんどのミュージシャンが弾き語っています。

この課題の解決は練習しかありません。無意識を意識するような途方もない練習ですが、音楽、弾き語りの奥深い部分でもあります。音楽は、ここまでできれば完成、というものではなく、終わりがないところもやりがいを感じますよね。

難しいギターを弾こうとするほど、歌がおろそかになります。僕も一時期、ギターのテクニックに酔ってました。難しいギターが弾けるのはそれはそれで個性なんですが、その難しさってお客さんにはほとんど伝わりません。大切なのはやはり歌(歌詞やメロディ)を届けることですよね。何を大切にしたいか、よくよく考えて演奏したいものです。

まとめ

弾き語りしている人を見て、「私にもできるかも!」と思って初めて見たものの・・・・こんなに難しいいんだ、と挫折しそうになりますよね。しかし、初心者にとって難しいのは「歌とギターを同時に演奏すること」です。なにせ初めての経験ですからね。

”弾きながら歌う”ということに慣れるには、まずは別々に練習する。これに限ります。慣れさえすれば、ギターも歌も同時に練習できるようになります。あまり「弾き語り」ということに神経質にならず、できるパートの完成度を少しずつ高めていく方向で練習しましょう!

今いるスーパーギタリストもみんなそうやって上達してきたんですよ^^

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