アマチュアミュージシャンがプロ意識を持って音楽活動できない要因がひとつあります。
それは「音楽で食べれていない」ことから、胸を張って「ミュージシャンです!」と言えないこと。これではいつまでもアマチュアのまま音楽を続けることになりますよね。精神的にアマチュアですから。
しかし、考え方ひとつで胸を張って「わたしはミュージシャンだ」と言えるようになります。僕が10年来実践している方法をお伝えします。
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アマチュアミュージシャンがプロ意識を持つには
プロミュージシャンを目指している時点で「プロだ」と言えないあなたには、何が足りないのでしょうか?どんな負い目があってプロと自認できないのでしょう?
自分自身でプロだと思えないのに、他人がプロだと認めてくれることはありません。
まずは、自分が心の底からプロだ!と言える考え方・気持ちの持ち方をお伝えします。僕もライブ活動を始めて10年間ほどは「ミュージシャンです」と言えなかったので、気持ちの切り替えができないあなたの気持ちはよーくわかります^^
ダブルワークという考え方
生活の糧を音楽以外の仕事から得ている場合、どうしても気持ちがプロになりきれません。要するに音楽で食べていない=ミュージシャンでは無い、という考え方に陥っています。
いくら「プロ意識を持つことが大切なんですよ!」と言っても、気持ちのどこかで音楽の収入が少ないという負い目があります。
しかし、現代の働き方において収入先を複数持つことは珍しく無くなっています。生活費が月に30万必要なら、10万の仕事を3つ持つ。といった働き方ですね。実際にこういう働き方をしている方たちは、どれが本業なのでしょう??
きっと、”全部本業”と言うでしょうね。
収入の割合の問題ではなく、すべて本業意識をもってお金を得ているということです。これはミュージシャンにも当てはまります。ライブの出演料やCDの売り上げ等で音楽的な収入があれば、本業なんです。これがダブルワークという考え方。
本業意識を持つことで、アマチュア的な考え方はしなくなります。「ライブまでに歌詞を覚えてこない」「ミスを反省しない」「期限までに曲を作らない」「ライブの時間に遅れる」等々。どれもプロならありえませんよね?
逆に上記の例は、アマチュアなら見過ごされ、許されるケースもあります。これが心地よいならば無理にプロ意識を持つ必要はありません。あなたが、アマチュアから一皮剥けたい!と悩んでいるのならば、このダブルワークという考え方を実践してみてください。
「アマチュア」という言葉を使わない
アマチュア扱いされることに不満を持ちながらも、どこかでアマチュアであることに甘えているのがアマチュアミュージシャンです。自分でアマチュアだと思っているのに、周りがプロ扱いしてくれるなんてことはありません。
「アマチュア」という言葉には力があります。人をアマチュアに留めてしまう力です。なるべく自分のことをアマチュアだなんて言わずに、言葉から自分を高めていきましょう。あなた自身は音楽という形で言葉を伝えているのですから、言葉の力を信じなくてどうするのでしょう。
いきなり「わたしはプロ」というのはさすがにプレッシャーが大きいですよね。しかし世の中には「ノンプロ」とか「セミプロ」といった便利な言葉があります。アマチュアより響きが良くないですか?僕はセミプロという言葉が好きです。
セミプロ・・・お金を頂いてパフォーマンスしていますと宣言しているような言葉です。
プロ活動も、アマチュア活動も誰かに強制されて行うものではありません。それでも、音楽を表現していく中で、あなたが少しでも多くのお客さんに見てほしいと思っているのなら、ある程度経験を積んだ時点でプロ意識をもって活動すべきです。お金を払って見てくれるお客さんに対する責任ですからね。
自信を付けるにはどうしたら良いか常に考える
胸を張って「わたしはミュージシャンだ」というには1にも2にも自信が必要です。自信があれば、お金を得ていようと得ていまいと、関係なく高い意識で演奏活動ができます。そしてその状態をキープする努力ができます。
自信を持つには、
- CDがたくさん売れる
- ライブのオファーがもらえる
- ファンがたくさんできる
- ライブにたくさん人が来てくれる
- 色んな人から褒められる
などなどたくさんの要因があります。上記で上げた項目を満たしていくにはどうしたらいいかを考え続けることが大切です。たいていの人が、ちょっとチャレンジしてみてダメだったら諦めてしまいます。音楽の世界で片手間にやって結果がでることなどひとつもありません。継続こそが自信への最短距離です。
昨日なかった自信が明日つくことはありません。しかし、去年なかった自信が今年はあるといったことはあるでしょう。自信はそのくらいの期間を経て付けていくものです。
「どうやったらたくさんの人に認められるか」に重点を置いて、あなたの音楽活動に思いを巡らせてみてください。良い曲を書けばいいのか、良い曲を書くだけでいいのか、ライブで面白いMCをすればいいのか、もっと頻繁に人前に出て歌えばいいのか、ライブハウスでオーナーにかわいがってもらえばいいのか、YOUTUBEに毎日UPすればいいのか、、、たくさんあるキッカケのうち、どれを選ぶかも音楽活動のひとつなのです。
一度にたくさんのことにチャレンジするよりは、ある程度「今月はこれだけやってみる!」と項目を一つ決め、徹底的に実行することをおすすめします。
僕ならやはり人前で演奏する機会を増やすことを考えるでしょうね。
あなたが「ミュージシャンだ」と言っても迷惑に思う人は居ない
もうひとつダメ押ししておきます。
「わたしはミュージシャンだ」と言えないのは、日本人の性格なのかもしれません。
僕の姉がヨーロッパに留学していた際に、「向こうの子ども達は、ギターのコードがひとつしか弾けなくても”ぼくはミュージシャンだよ”と言ってたよ」と教えてくれました。僕はこの言葉にハッとしたものです。
そうなんです。自分で「僕はミュージシャンだ」と言うことで、迷惑をかける相手なんていないんですよね。
そういうのはさすがに迷惑ですし、社会人としてアウトです。ただ、会社勤めしていても、やることはちゃんとやっていれば、「ミュージシャン」という肩書を持つことに迷う必要はないのですよね。
日本人は、僕も含めて周りを気にしすぎです。自分が気にしているほど周りはあなたのことを気にしていないにも関わらず。
ミュージシャンとしての成長を望むなら、早い段階で「私はミュージシャンです」と言えるようにしておきましょう。少しずつ周りも自分も変わってきます。
さいごに
日本人はプロという言葉に非常に崇高なイメージを持っています。それで生活しているレベルでないと、自分からプロだと名乗れないのです。もちろん公然とプロだと名乗る必要はありません。しかしプロ意識は持つべきです。音楽で生活している職業ミュージシャンにも負けない音楽をやっているぞ!という気持ちですね。
プロ意識は、自分を認めるところから始めましょう。自分のこと、わかっているようでなかなか信じてあげられないものです。まずは、自分の可能性と努力を認めて、自分自身の最大の味方は自分だ!と信じましょう。
それこそが、プロ意識につながっていく最初の1歩です。
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