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■音楽全般

ミュージシャンが音楽活動の時間を取りやすい仕事とは【今がチャンス!】

僕は高卒で就職して、途中音楽の専門学校に行ったり・フリーターやってみたりしながら音楽活動を続けてきました。約20年の社会人生活を振り返ってみると、15年以上は企業に勤めてサラリーマンとして「週末ミュージシャン」をしてきたことになります。僕が勤めてきた会社はどれも「製造業」。

音楽と仕事の両立ミュージシャンに向いている働き方 正社員or非正社員」でも書きましたが、ミュージシャンと製造業はわりと相性の良い仕事だと思います。

しかし、製造業は働く時間が生産量の波に左右され、残業の多い月などは体力的にも時間的にも「音楽活動どころではない」というのが本音では無いでしょうか?僕も入社した当初は現場担当だったのでよくわかります。間接業務へ異動した現在も、会社員という拘束時間の長い働き方の中で、音楽の時間を捻出することの難しさは変わっていません。

今回は、僕が数年前から取り組んでいる「音楽活動をしやすくするための働き方改革」を紹介します。まだ実践中ですが、非常に未来の明るい働き方です。

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音楽の時間をたくさん取るには働く時間を短くするのがキモ

手っ取り早く音楽活動に充てる時間を確保する方法は、睡眠時間を削ることです。ほとんどのミュージシャンが睡眠時間を減らして創作活動しているかと思います。

しかし、近年の研究によって「睡眠負債」という新たな生活習慣上の懸念点が叫ばれるようになりました。慢性的な睡眠不足が負債となり、後の生活に支障をきたすという考え方です。実際に、睡眠負債は肥満・糖尿病・高血圧・うつ病・がん・認知症などの発症リスクが高まるとされています。

聞いただけでも怖い病名ばかりですが、若い時の習慣が、体の不調となって現れるのは40代や50代以降。そう考えると、健康に末永く音楽活動するには、今から生活を正すしかありません。

ではどうやって睡眠時間をしっかり確保しながら、且つ音楽活動の時間も確保するのか。

実は今、その両取りのチャンスが来ています。仕事の時間を減らし、生活のリズムを保ったまま音楽活動時間もしっかり取れるような働き方を手に入れるチャンスです。

大規模なIT人材不足が予想される今が勉強するチャンス

2030年までにIT人材が約80万人不足する

そんなニュースや記事を目にしたことはありませんか?この80万人という数字は、平成26年発表の経済産業省発表のIT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果ー経産省という資料によるものです。最大に見積もると約80万人もIT産業に関わる人材が不足するというのです。政府が小学校でのプログラミング教育を強行的に始めようとしているのも、この対策の為です。

これ、普通に聞いていると「へぇ、そうなんだ」で終わってしまいますが、僕はものすごいチャンスだと思いました。

「IT人材」と一口に言ってもそのジャンルは多岐に渡ります。上記の経産省資料によると、今後不足してくるIT人材のジャンルは「ビッグデータ・IoT・人工知能・ロボット・デジタルビジネス・セキュリティ」とされています。ビッグデータや人工知能の分野では「高度な数学の知識」が不可欠で、文系の僕には厳しいと思い手を出していません。しかし、IoTやデジタルビジネスであればチャンスはあります。

なぜか。

IoTもデジタルビジネスも技術革新が早く、参入障壁が低いからです。

IoTとは

「モノをインターネットにつなぐ」という考え方(システム)で、今まさに世の中がIoT化する途上です。身近な例でいうと車なんかがIoT化されていきますし、スマホはIoTデバイスそのものです。最近ではガスの使用量の検知が検針員からIoTデバイスによる自動検針に変わったりしていますね。僕の家のガスメータにもいつの間にかIoTデバイスが取り付けられていました。それらのIoTデバイスはプログラムで動いています。

デジタルビジネスとは

IoTなどを取り込んだインターネットを介して提供するサービスのことです。というと難しいですが、ヒトやモノ、コトなどをインターネットで繋いでサービスを提供する形態で、これからの働き方の潮流となっていくジャンルです。そのシステムの根幹をなすのがプログラムです。

ビッグデータやAI、そしてIoT、デジタルビジネスにも共通して必要になってくるスキルがプログラミングです。製造の世界でも、いかに生産性を上げるか=自動化・ロボット化ということに焦点が置かれています。プログラミングは自動化を実現するスキルと言えます。

モノやサービスを構成する要素の一部が「プログラム」で、プログラムを書く人材=プログラマーが圧倒的に不足していきます。実際、僕の勤める製造の中小企業界隈でもプログラマーやSE、設計者は常時募集しています。完全な売り手市場です。

なぜプログラマーが音楽活動に向いているのか

かつてプログラマーなどのいわゆる”エンジニア”は労働時間も長く、サービス残業当たり前、とにかくキツイという業種でした。しかし、そういったブラックな就労環境を強いる企業は当然エンジニアが離れてしまいますので立ち行かなくなります。今ITの分野は、業界を挙げて働き方改革を実践しています。IT企業と言えば、自由で高収入というイメージを抱く人も増えてきたんじゃないでしょうか?

僕の持論ですが、IT人材の中で「プログラマー」がミュージシャンに向いていると考えた理由は下記の通りです。

  1. 参入障壁が低い
  2. 働く場所・時間が比較的自由
  3. 単価が高い傾向がある
  4. 充実した学習教材がある
  5. 男女差が生まれにくい

ひとつずつ見ていきましょう。

1.参入障壁が低い

参入障壁とは、ざっくりいうと”いつでもその業界に飛び込みやすい”という意味です。なぜプログラミング業界は飛び込みやすいのでしょうか?

それは、プログラミング(特にWebプログラミング)の世界は技術革新のサイクルが早く、新しい言語やフレームワーク、システム、サービスがどんどん出るからです。後からプログラミングに取り組んだ人でも、そのジャンルで輝くことができる可能性が高いんですね。今は意味が分からなくても「未経験や初心者でもエンジニアとして輝ける可能性はいくらでもある」と覚えておけば良いでしょう。

「プログラマーの定年は32歳」なんて言われますが、そんなこと関係ありません。35歳からプログラミングを始めてもちゃんとWebアプリを作れるようになった僕が言うのですからやる気次第です。30過ぎると、未経験ではIT業界への転職は難しくなりますが、フリーランス(要するに個人事業主)としてプログラミングの仕事を受注する上では年齢は関係ありませんからね。

2.働く場所・時間が比較的自由

IT業界ではプログラマーに限らず、リモートワークが取り入れられているケースが多く、仕事さえきちんとこなせれば、場所や時間で社員を拘束するということが減ってきています。プログラミングに関して言えば、パソコンとインターネット回線さえあれば、プログラムという成果物は納められるわけですから、会社に行く必要もなくなってくるわけですね。

会社に行かなくて良ければ、無駄な出勤時間も削れますし、苦手な人間関係で悩むことも減るでしょう。製造業界では考えられない働き方です・・・。

次の記事はその最たる例ですね。オフィスすら廃止した会社もあるんですよ。そんな会社で働いてみたいですね^^

3.単価が高い傾向がある

社内エンジニアとして企業に勤めてしまうと、給料は低くなる傾向があります。エンジニアの評価って低いところは低いですからね。しかし、世界を見渡してみると、優秀なエンジニアの年収って億越えなんですよね。

↑こちらの記事によると、日本のエンジニアの給与水準もいよいよ億単位に変わってきたようです。新卒で1,000万円もすごいですが、世界の年収は6億とか・・・。もう日本のサラリーマンの生涯年収を1年で稼ぐ勢いです。

それだけ、世に価値を出せるエンジニアを欲しがっている企業があり、それだけの金額を出せる用意があるということですね。日本はまだまだですが、80万人不足が現実味を帯びてくれば、いずれエンジニアの奪い合いが始まります。エンジニアはより条件の良い企業へ次々と転職していくんでしょうね。

とまぁ、IT業界の事情を鑑みると、今後もエンジニアの給料は上昇していくでしょう。時給5,000円なんていうエンジニアがゴロゴロいる世界です。時給5,000円なら1日2時間働くだけで月30万円ですよ!!もう音楽やりほうだいですよね。←僕が目指しているのはここです。ここまで優秀なエンジニアになれなかったとしても製造業で8時間も10時間も拘束されるよりずいぶん自分の時間は持てると考えています。

4.充実した学習教材がある

プログラミングの学習をはじめてみてわかったのですが、独学するためのプログラミングの教材って本当にたくさんあって充実してるんです。

プログラミングの学習って、本を読んだりプログラミング教室に通ったりして習得するのかな・・・と思われるかもしれませんが、今の学習のトレンドは動画学習です。有料/無料でプログラミングの動画講座っていくらでもみつかるんですよね。

僕はUdemy(ユーデミー)というアメリカ初の動画学習サイトを利用して、Webアプリのプログラミングを習得中です。海外のサービスですが日本でも正式に提供されていて、スマホやPC上でプログラミングを学べます。日本人講師の方の講座もたくさんあり、日本語で学ぶことができますよ。

僕はミュージシャンですので、まずは自分で使いたいWebアプリを作りました。

ライブの履歴(日時・収益)とセットリストを組むアプリです。

   

ログイン機能やメニュー、そしてライブ履歴とセットリスト。実際のプログラムはVue.jsという言語を使って書いていったのですが、上記紹介の教材と、やる気とアイデアさえあれば、独学でもここまで出来るんです。僕が特別才能があるとかではなく、やる気次第ですね。

5.男女差が生まれにくい

エンジニア業界も体質が随分変わったみたいで、最近では「男の世界」ではなくなってきました。Twitterを見てると、驚くほど女性エンジニアって活躍されてるんだなーと思います。WebサイトやWebアプリは、スキルさえあれば男女問わずできますし、リモートワークといって出勤せずに自宅などでもプログラミングが出来るため、主婦や学生の間でも学習を始める方が増えています。

スキルさえあれば、男女で時給に差が付くということもありません。東京の仕事を地方で受けても東京の単価で仕事がもらえるため、時給5,000円という話は現実の話なのです。まぁそこまで自分の価値を高めての話ですが、夢がありますよね。

プログラミングはおすすめだけど簡単では無い

ここまで読んでくれたあなたは、やってみようかしら・・・という気持ちになっているかもしれません。その気持ちを折るようで気が引けますがこれだけは伝えなければなりません。

プログラマーへの道はいばらの道

時給が高い。時間も自由が利く。働く場所も自宅でいいかも。そんな夢のような仕事が簡単に手に入るはずありません。プログラムが書けるだけでは、会社員としてプログラマーをするのがやっとでしょう。優秀で会社から離れても仕事を取れるようなエンジニアだけが、フリーランスとして自由に生きることができます。これは音楽と一緒ですよね。

いばらの道ではありますが、今というタイミングが本当にチャンスであることに変わりありません。学ぶ環境も、需要(求人)もあるわけですから。音楽1本で食っていくよりよっぽど現実的で自由な生き方を手に入れる再現性の高い方法だと思っています。僕も実践中です。半日は好きな場所で働いて、もう半日は音楽に活かせることをする。そんな生き方が僕の理想です。

やってみたい!と思った瞬間に始める

「へぇ~、そういう働き方もあるんだー興味あるな」と思っても、たいていの人は行動に移しません。だから人生は変わりません。これは音楽にも言えることですよね。行動しなきゃギターも上手くならない。行動しなきゃライブオファーも来ない。行動しなきゃあなたの音楽は広がっていかない。

IT人材に関しては確実に不足することが分かっているので、今から確実にスキルを身に付けて行けば食いっぱぐれることがありません。勉強は少しずつでも良いのですが、始めるのはできるだけ早い方が良いです。早い年齢という意味ではなく、早いタイミングという意味です。やるぞ!と思い立った日に行動です。これが出来ない人で成功する人は少ないでしょうね。

ただ・・・「よし!やるぞ!!」となったときに何から始めれば良いか全くわからないんですよね。

私もやってみたい!でもパソコンとかどんなのを選んだらいいの?
じみぃ
俺もやっちゃるぞー!でもどんなジャンルや言語を選んだらいい?

そういった初歩的な事を質問できる場所って意外と無いんです。僕もプログラミングをずっと独学で苦労してきました。「何を・誰に・どうやって」相談したらいいかわからないんです。。。まぁプログラミングのスクールに通えば手取り足取り教えてくれるんですが、あれって数十万円~するんですよね。

ですので、僕が個別に相談に乗ります。悩まずに僕にメッセージください。というか一緒に学んでいく仲間がほしい(笑)悩んでる時間、もったいないですよ~^^

僕は職業プログラマーでもITエンジニアでも何でもありませんが、最初の入り口のところでつまづかないようフォローしてあげることはできます。僕が盛大につまづいてきたところを、あなたも同じようにつまづく必要はないですからね。

さいごに

僕は転職をすすめているわけではありません。

自分の未来は自分で切り開くものだと思うし、アンテナを高く張っていれば、人生を切り開く情報はいくらでも溢れているということが言いたいのです。そういう生き方があることを「知っているか・知らないか」そして「自分で一歩踏み出してチャレンジすることができるか」。ただそれだけのことです。

不満をこぼしながら今の生活を続けていくことも選べるし、1度きりの人生を輝かせるために将来のキャリアを見直すこともできます。そのチャンスが今来ていると思っています。

「私には出来ない」・・・そう思っていたギターだって弾けるようになったでしょ?つまり、やる気次第なんですよね。令和の時代になっても、生活の格差は広がるばかりですが、学ぶチャンスは平等にある世の中です。

もっとゆとりをもって音楽活動できるように、一緒に人生をシフトチェンジしていきませんか~?