おすすめ弾き語りアーティスト第13弾!ジェイソン・ムラーズの再来と言われたエリック・ハッチンソンです。
もう若手とは言えないエリックですが、彼の音楽は10年前と変わらず瑞々しい。ロックをルーツにしたちょっと泥臭いポップアルバムで鮮烈にデビューした彼の足跡を、弾き語りの観点から追ってみましょう。
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エリック・ハッチンソンとは
Eric Hutchinson:アメリカのシンガーソングライター。1980年生まれ、僕と同い年だ。誕生月も9月と同じで、なぜか親近感を覚えてる(笑)もちろん、本人に会ったことは無いんだけど。
彼は、高校生くらいからギターとピアノを始め、曲作りをするようになったそう。1stアルバムではピアノが印象的な曲が多かった。どことなくビリー・ジョエルに似ている歌声と楽曲。本人もビリー・ジョエルは好きみたいで、彼のTwitterでビリー・ジョエルがピアノをぶち壊す動画をツイートしてたこともあった。
1stアルバムの帯には「第2のジェイソン・ムラーズ」とか書いてあった。僕にはジェイソン・ムラーズっぽさは感じられなかったけど、ちょっと近年聞いたことのないポップセンスを持った人という印象。古いんだけど新しいというか、昔からあったような楽曲を瑞々しく演奏してる感じです。
楽曲のポップセンスもさることながら、彼の歌声ってちょっとクセになるんですよね。「渋い」というよりは・・・ダサかっこいい(?)って感じです。好きですホント(#^^#)
それにしても、、、
ウィキペディアのエリック・ハッチンソンの説明で
エリック・ハッチンソンは、アメリカ合衆国の男性歌手。 1980年9月8日、ワシントンD.C.に生まれ、メリーランド州のタコマ公園で育つ。モンゴメリー・ブレア高校の Communication Arts Programに参加したのち、ボストンのエマーソン大学に入学、その4年後にロサンゼルスへと移住した。
とあって、「タコマ公園で育つ」ってなんやねん!!って思ってしまった。公園で・・・え!?それってダンボールハウス的な・・・??絶対誤植だよね(笑)
エリック・ハッチンソンの弾き語りスタイル
楽曲がアップテンポ・ミドルテンポで演奏されるものが多く、ギターもストローク~指弾きと多彩です。あまりギターに注目されることのないアーティストですが、けっこう歌いながら弾くには難し事をしている印象です。
CDもそうですが、ライブでもバンド演奏の場合が多いようです。しかし、楽曲が印象的なのでギター1本でも際立つメロディですね。こういう曲を作れる人は本当に才能があると思います。アレンジの力に頼って、曲そのものの良さがあまり無い曲も世の中には多いですからね。彼の楽曲には歌そのものの「良さ」をひしひしと感じます。
最近ではエレキギターでステージに立つことも増えたみたいですね。楽曲もデビュー当時より洗練されて、垢ぬけてしまいました(ちょっとさみしい)
ですが、エリックはメロディセンスが抜群なので、聞く人のハートに刺さる楽曲を次々に投入してきます。CDで聞くと2、3枚目のアルバムはピンとこないんですが、ライブバージョンを聞くとやはり良い!ですね。
楽曲が良いと、たとえアコギ1本のアレンジで歌ったとしてもきっと映えると思います。
エリック・ハッチンソンのここを見ろ!
彼の色んな弾き語り動画を見ると、ギターの弾き方にひとつのパターンがあることがわかります。僕も同じミュージシャンとして、”得意な弾き方・パターン”を持つことは大切だと思っています。
最近はギターをLowden(ローデン)に変えたようです。僕もいつか持ちたいLowden。
彼のピアノ演奏に関してもそうです。決して難しいことをしているわけではありませんが、しっかりルーツを踏襲したピアノプレイで安心感があります。これだけギターもピアノも弾ければ、ひとりでツアーできちゃうとおもうんですが、バンド演奏の方が多いみたいですね。
そのうちギターとピアノだけのアルバムでも出してくれないかな~と思っているのですが、、、なかなかそういう心境では無いようです。
エリック・ハッチンソンはこんな方におすすめ
こんな方におすすめ
- ロックテイストのポップスが好きな方
- 古くて新しい楽曲が好きな方
- ピアノもギターも好きな方
- 癖のある歌声が好きな方
1stアルバムに限って言えば、「古き良き音楽の復活」という印象でしたが、彼のキャリアの中では異色です。1stの延長で2nd、3rdアルバムを聞くと「・・・」となります。どのアルバムにも彼なりのポップセンスは当然散りばめられているのですが、2nd以降は、録音環境も良くなり、すべての音が洗練されています。良くも悪くも。
既にキャリアが10年以上になりますから変化があって当然ですね。声は変わりませんので、彼の独特な歌声に魅了された方なら、どのアルバムもおすすめです。
エリック・ハッチンソンの音源紹介
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エリック・ハッチンソンンの1stアルバムはとにかく素晴らしかった。アルバム全曲にキャッチーさが炸裂してた。収録曲は、どれも長すぎず聞きやすく飽きない。こういう楽曲好きな人多いと思うんだけど、日本では売れてる気配は・・・ない。
1stアルバムの突き抜けた感じは、2nd、3rdアルバムからは徐々に洗練されて行き、普通のポップスという印象になってしまった。4th「EASY STREET」で少し原点に戻ってきた感じです。5th「Modern Happiness」もしかり。調べてみると、1stアルバムはまだデビュー前に制作したものらしく、荒々しさが残ってる。ここがリスナーのハートを掴んだんだな。ビルボードのチャートで1位だったんだとか。当然だよね、このカッコよさは!
綺麗な演奏が必ずしも良い結果を生むとは限らない。音を外したり、リズムが崩れたり、多少録音状態がよくないものでも、ちゃんと支持される。そういう土壌があるアメリカって素晴らしいね。
エリック・ハッチンソン最新の来日情報
過去に来日歴はあるようですが、もうずいぶん前。なかなか日本での人気が出ないことから来日の噂は聞こえてきませんね~。来たら絶対見に行くのにな~。
当のエリックですが、本国アメリカでもライブはお休みしているみたいです。彼のWebサイトでもライブ情報がアップデートされていません。今Newアルバムでも製作中なのかな?また、活動情報があったら更新しますね♪
さいごに
確固たるポップセンスを持ちながら、なかなか世界的に売れている・・・とは言い難いアーティスト:エリック・ハッチンソンの紹介でした。売れる要素しかないはずなんですが、プロモーションが下手なんですかね。日本でもこの手の音楽好きな人いっぱいいると思う。
ということで、僕は猛烈にプッシュしております!ぜひ再来日を実現させてほしいです!
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