曲作りをするときに、「いつも同じようなメロディやコード進行になってしまう」「耳に残るような印象的なメロディが浮かばない」と悩んでいませんか?自分の作曲センス、メロディセンスに悩むシンガーソングライターは多いですよね。
作曲センスを磨くには、「たくさん曲を書くこと」「たくさんの曲を聞くこと」が大切だということは、なんとなくわかります。作業量と情報量ですね。作業量はとにかく曲作りをすることとして、情報量=たくさんの音楽を聴くにはどうしたら良いでしょうか?
僕が実践している「たくさん音楽を聴く方法」を紹介します。
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作曲センスの磨き方:たくさんの音楽を聴く方法
たくさんのまだ触れたことのない音楽に出会うために、僕は音楽配信サービスを利用しています。今はCDが売れない時代です。CDを買うメリットも少なくなってきていますね。音楽配信サービスは有料ですが、下記のように多くのサービスがあります。
- Google Play Music
- Spotify
- Amazon Prime Music
- LINE MUSIC
- Apple Music
上記で上げたもの以外にもたくさんサービスがあります。どれを選んでも、あらゆるジャンルの膨大な量の音楽を好きな時に好きなだけ聞くことができます。音楽配信サービスで、音楽の聴き方そのものが変わりました。
様々なサービスがあるなかで、僕がおすすめするサービスはAmazon Primeです。
Amazon Primeは音楽だけでなく、映画、書籍なども年会費4,900円(税込)で楽しむことができるサービスです。音楽だけでなく映画、書籍も見られるというところが非常に大きいのです。
音楽のセンスを磨きたい人は、音楽漬けになれば良いと勘違いされます。しかし、創作的になるには音楽だけ知っていてもだめなんですね。その点でAmazon Primeは音楽サービスだけじゃなところが高ポイントです。映画をみたり、本を読んだりして世間で本物だと言われる創作物に多く触れることが本当に大切です。インスピレーションの源はたくさん持っていた方がいいのですからね。
感性を磨くには映画は特に良いとされています。映画の中には、色、ストーリー、セリフ、音楽、情景、風景など様々な要素がひとつになっています。これを一度に自分にインプットできるため、映画を見ることで自分の感覚が刺激されるんですね。
Amazon Prime
Amazon Primeは年額4,900円(2019.5月現在)で様々なサービスが受けられます。
年額4,900円というのがひとつのネックになってくるかと思いますが、すさまじいメリットの前ではその金額は霞みます。年額約5,000円。自分の可能性への投資としては微々たる額だと僕は思っています。
Amazon Primeのサービスの中で特筆すべきは「プライム・ビデオ」と「Prime Music」そして「Kindleオーナーライブラリー」でしょう。記事冒頭で書いた「映画や本、そして音楽」といった作曲脳を刺激する要素がひと塊になっている点。
”音楽だけ” や”映画だけ”の配信サービスではこうはいきません。実際の商品の品ぞろえもそうですが、Amazonの戦略は「広く浅く」というスタンスなのでしょうね。おかげで、普段読書をしない僕でも月に1冊は読むようになりました(参考書ですが)
Amazon Prime musicの便利な楽しみ方
僕のよく利用するPrime Musicサービスの中に「プライムラジオ」というものがあります。
プライムラジオでは、ロック、ジャズ、ポップスといったジャンルの他に”プライムプレイリスト”という括りがあり、「仕事がはかどるアンプラグド・ポップス」や「晴れた朝に聞きたい洋楽」といったコンピレーションアルバムのような機能があります。中には「読みながら聞くジョジョのスタンド達」といった面白いコンセプトのプレイリストが沢山あり、100万曲の中からチョイスされているのでまったく飽きません。
自分が普段聞かないジャンルを聞くには、こういう機能は特にうれしいですね。
曲作りの際、閃(ひらめ)きという引き出しを多く持つためにも、いろんなジャンルを食わず嫌いすることなく聞いていきたいものです。聞いていくうちに、どうしても自分の感性と合わないミュージシャンやジャンルは、聞かないようにすれば済むのですから。
ポップスしかやらない人が演歌やクラシックとうの他ジャンルを聞くと、新しい気づきや閃きがあるかもしれませんよ!僕はそう思ってAmazon Primeを利用しています。
「音楽がオマケになってしまった」なんて言われているAmazon Primeサービスですが、実際オマケ的要素が強いと感じます。ですがこのサービスによって出会える音楽はどれほど広がることでしょう。
Amazon Music Unlimited
Amazon Music Unlimitedというオプションサービスもあります。Amazon Prime会員では、音楽サービスで100万曲の中からしか聞けませんが、Amazon Music Unlimitedの追加オプションをすると、聞ける楽曲が6,500万曲まで劇的に増えます。
また、Amazon Music Unlimitedでは、アマチュアミュージシャンが配信登録した楽曲も再生できるようになります。僕も自分のオリジナル楽曲をmonstar.fmというサービスでitunesやAmazon Music、spotify等で配信してるため、Amazon Music Unlimitedに登録後聞けるようになりました。
自分のオリジナル曲がAmazon Echo(スマートスピーカー)から流れてきたときは感動しましたよ!有名なアーティストと同じサービスで自分の曲が聞けるというのは、感慨深いものがあります。
スマートスピーカーのAmazon Echoをお持ちなら月額380円で6,500万曲聞き放題です!
たくさん音楽を聞いたあとは
たとえば、上記で紹介しているような音楽配信サービスを始めたとします。最初はたくさんの楽曲に触れられる感動で、色々音楽を聞いてみると思います。スマートスピーカー等があれば、生活の中に音楽がある環境が当然のように整うでしょう。
「アレクサ、音楽かけて」とスマートスピーカーに話しかけるだけで、Amazon Musicの中から厳選された音楽をかけてくれます。便利なものです。
しかし、そこで満足していては本来の目的を見失っていますよね。
音楽配信サービスをおすすめした理由は「たくさんの音楽に触れ、感性を磨くためです」あなたの持っている感覚を研ぎ澄まし、「いつも同じような曲を作らないため」の方法としてAmazon Primeなどの音楽配信サービスを紹介したのです。
いいな、と思う音楽が耳に入ってきたら、ミュージシャンとして聞かなくてはだめなんです。あなたの「いいな」に引っかかった要素を注意深く分析しましょう。
- 楽曲がどんな構成になっているか
- どんな楽器が使われているか
- シンガーがどんな歌い方をしているか
- どんなテーマ(歌詞)を歌っているか
- メロディが良いのはなぜか
- アレンジはどうなっているか
などなど、学ぶことだらけです。好きな音楽だけ聞いているのとはわけが違います。知らない音楽、知らない世界からこそ学びが多くあるんですね。そして生んだことを生かしてこそ、あなたの血肉となるはずです。
音楽や映画、本などは触れることが目的ではなく、感覚を鋭くして自分で何かを生み出すためのアイデアの種とすることが何よりも重要です。そう考えながら音楽等のサービスを利用しなければ、お金を捨てるようなものです。
いいと思ったものはなんでも取り入れてやろう!といった貪欲な姿勢で音楽活動したいものですね。
さいごに
「楽曲づくりは時間を書ければよいものができる」というものではありません。しかし、悩みぬいてメロディやコード進行・歌詞などを書いていく必要があります。自分の中に、「良いメロディとは」という基準を持っていないと、ゴールのないマラソンになってしまいます。
この記事では、たくさんの音楽を聞く「音楽配信サービス」を紹介しました。自分の知らなかったジャンル、知らなかったリズム、あたらしい歌詞の世界などに触れることで、自分の中の基準を作っていけるといいですね^^
聞きたくても聞けなかった時代から、今は聞きたいものを選べる時代です。それだけ、自分を磨きやすい環境が整っています。便利なものを上手に使い、作曲センスを高めるためのスイッチを増やしていきましょう!
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