意外と困る「ライブの時の目線・顔の向き」。
譜面にかぶりついて下を向いて歌う方多いですが、逆にお客さんを見つめて歌うのもまた変な感じですね^^;
そもそもライブってどこを見て歌えばいいんでしょ?正解のありそうでなさそうな疑問を掘り下げてみましょう!
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弾き語りライブの目線・顔はやっぱり前!?
ライブでの顔の向き、やはりある程度前を向いて歌うのが正しいですよね。
- そこにはこんな理由があります。
- お客さんから顔が見える
- お客さんに声や表情が伝わりやすい
- 声が出やすい
- 姿勢が良くなりやすい
ライブというものは、演者とお客さんあって初めて成立します。そこでお客さんの気持ちを無視して「自分が気持ちよければいいや」というライブを続けていても一向にあなたのファンは増えて行かないでしょう。
あなた自身が好きなアーティストの弾き語りライブを聞くときに、どんなライブを聞きたいでしょうか?
歌詞がしっかり聞き取れて、歌と楽器のバランスが良く、なおかつ演奏している姿もバッチリ見えた方が嬉しいですよね?自分が嬉しいことを自分でもしなくてはいけません。
そう考えると、必然的に「譜面ばかり見つめて、下を向いて歌う」というのは良くない状態だとわかります。かといって顔を上げるために譜面台の背を高くして演奏する方もいますが、これではお客さん側から演者の顔が見えません。ハッキリ言って譜面台で顔を隠して歌うのは失礼です。
歌詞を全部覚えられないのは僕も同じですが、やはりステージに立つ者、お客さんに失礼のない振る舞いをしたいものです。
譜面台を置くときのポイント
僕も譜面台をよく使う譜面台アーティストですので、譜面台の高さは研究したものです。
ライブでは譜面台を極力低くして、ギターや顔を見せやすい努力をしています。下を向き過ぎると声が遠くに飛びませんし、喉を絞めてしまい大きな声も出しにくくなります。
歌詞を暗記している曲の演奏時は譜面台を隅の方へどかします。”ギターを弾いている手が見たい”というギターファンのお客さんも多いですからね^^
前を向いて演奏するのが恥ずかしいときは
前を向いて弾き語ったほうがメリットが多いことはわかってもらえたと思います。しかし、お客さんと目が合うのが恥ずかしい気持ちもわかります。
そこで、ひとつアドバイス。
前を向いて目を閉じて歌ってみましょう!
実はこの方法僕はよくやるのですが、歌詞もギターもすべて頭に入っている自分の楽曲ではできます。自分で何百回と練習してきていますからね。
譜面台もどかして、お客さんと向き合って、目を閉じて歌うのです。こうすることで、目からのインプットが無くなり、本当に自分の世界に入って歌う事ができます。お客さんに自分の姿を全部見せらるし、演奏に集中できるし、おすすめの方法です。
↑こんな感じです。
練習の時から、ギターも譜面も見ないように心がけると意外とできるようになるものですよ^^
人間は、目からの情報が6割とも7割ともいわれます。目から入ってくるあらゆる情報をシャットアウトすることで、弾き語りに集中できるメリットがあります。お客さんから見れば、「目を閉じても演奏できるんだ!すごい!!」となることも、、、なくはないかもしれませんよ(笑)
上手な人のライブを見て研究すると良いよ
今はYoutubeってものがありますからね。プロだろうとアマチュアだろうと世界中のアーティストの弾き語り動画を見ることができます。
あなたと同じようなスタイルで弾き語りライブをする動画を見つけて、そのアーティストがどこを見て歌っているか研究してみましょう。客観的に視線や顔の向きを負うことで、見えてくるものがあるはずです。
実際にYoutubeを見てみると面白いもので、”人それぞれ”という感じです。明後日の方をずっと見ながら歌っている人、お客さんの顔を見つめながら歌う人、目を閉じている人、、、等々。しかしながら実績のあるアーティストで譜面にかぶりついて下を見てる人は皆無ですね。(最近は歌詞用のモニターがあるので、そこに視線が言っちゃってるプロの方はいますが、、、)
アーティスト然として、自信をもって前を向いて歌っている姿は見ているこっちも気持ちよいものです。演奏する方にしてみれば、演奏に精いっぱいで忘れがちですが、やはり「お客さんからどう見えているか」は常に気にしていたいと思うのです。
さいごに
お客さんとすれば、恥ずかしがりながら歌われても「こっちも恥ずかしいよ~」となります。路上で歌うなら尚更で、「あ、この人、私に向けて歌っているんじゃないんだ」と思ってしまいます。
真剣に話す時は相手の目を見て話すように、歌も同じで届けたい相手に向かって歌うべきかと考えています。まぁ日本ではあまり相手の目を見るのは失礼という向きもありますので、せめて顔や体だけはしっかりお客さんの方へ向けて、自分のパフォーマンスをしたいですね!
僕もいつもできているわけではありませんが、「お客さんあってのライブ」ということを忘れないようにしたいです。
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