遠征ライブや帰省などでギターを運ぶ必要が出てきたときに、「あれ?ギターってどうやって運べばいいのかしら?と不安になりますよね。公共機関でギターを運ぶケースと、郵送で現地に送ってしまった方が良いケースを紹介します。
ギターは大きな荷物で心配ですが、コツさえわかれば基本的には自分で運べますよ!
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ギターの持ち運び 電車などの公共機関で移動の方法
ギターを公共機関で運ぶ場合、ハードケース、もしくはセミハードケースに入れて運ぶことが大前提です。稀にエレキギターなどをソフトケースのまま抱えてバス等に乗っている人をみかけますが、楽器への衝撃が心配なだけでなく、周りにも気を遣わせますのでやめましょう。
GATOR ( ゲイター ) / GPX Acoustic Gig Bag
こういった背負えるタイプのアコギ用セミハードケースが重宝しますね。僕もたいていの移動時はこのリュックタイプのセミハードケースを利用しています。今まで問題なくギターを運べています。セミハードであることが重要です!!背負えるタイプのケースにはなんちゃってのただのソフトケースが多いので、購入時にはしっかり確認してください。
それでは、僕がギターを持ち込んだことがある公共機関別に紹介していきます。
飛行機にギターを持ち込む
国内線のみですが、飛行機へのギター持ち込みは特に心配いりません。X線の荷物チェックで弦やペグが金属としてひっかかりますが、ギターを飛行機で運ぶ人は多く、基本的にパスできます。
ただ、座席に持ち込むことはできませんので、飛行機の荷物室で運ばれます。相棒のギターとはしばしの別れということになりますね。
国内線は荷物の扱いには慎重だと思いますが、国際線ではそうもいなかい航空会社もあります。客の荷物だろうとなんだろうと放り投げるところもありますので、特にローカル空港を利用する場合などは、ハードケースで移動すべきです。
航空会社によっては、ハードケースの上からさらに梱包できる専用箱が利用できることがあります。これなら、ハードケースに傷をつけることなく運ぶことができますね。こういったサービスは事前申し込みが必要な場合がありますので、利用する航空会社をチェックしてみましょう。
電車にギターを持ち込む
電車にギターを持ち込んでいる人、よく見ますよね。ギター弾いてる人多いんだなと実感する瞬間でもあります。リュックタイプのケースなら背負ってそのまま電車に乗れますし、ハードケースでも持ち込みは可能です。
気を付けなければいけないのは、混雑する電車の中ではギターを背負ったままではいけないということです。路線によっては、「混雑時は背中の荷物を抱えてください」といったメッセージが貼られていることもあります。
これは、背中に大きな荷物があると、他のお客さんに迷惑をかけやすいからですね。ギターを背負ったまま振り向いたら、小さなお子さんやお年寄りを倒してしまった・・・などというトラブルは避けたいものです。
僕はライブの遠征では特急を利用することがありますが、特急電車の頭上の荷物置き場は、ローカル線より若干広くなっている場合があり、ここにギターを置くことが出来ました。少なくともJR中央線の新型スーパーあずさE353系では乗せることができました。ただ、ギターは幅を取るので、他のお客さんが荷物置きを利用していないことが大前提ですが。
また、新幹線や特急には車両によってスキー板やスーツケース置き場のようなスペースがあることがあります。これはある車両と無い車両がありますので、事前に確認して近い席を予約すると良いでしょう。指定席は高いイメージがあるかもしれませんが、えきねっとのような予約システムを利用すると、40%OFF近い金額で利用できますのでお得です♪
バスにギターを持ち込む
移動に高速バスを利用する場合もギターを持ち込むことができます。
高速バスは、座席の下に荷物を置くスペースが用意されていますので、ここに預けられます。座席に持ち込んで窮屈な思いをしなくても済むんですね。
高速バスの運転手さんの中には楽器に理解のある方もたまに居て、「今日はあなたの隣に誰も乗らないので座席に楽器を持ち込んでもいいですよ。心配でしょ?」などと優しい対応をしてくれることもありました。ギターを片時も離したくない人には天からの声のようですね(笑)
基本的に座席下の荷物置き場にギターを入れたとしても、他のお客さんとの荷物の間に入りますので、バスの揺れでガサガサすることは無いと思われます。よほど荷物を預ける人が少なければ話は変わりますが。。。
ギターを郵送した方が良い場合
基本的にギターは公共機関で運べますが、郵送で現地に送ってしまった方がよい場合もあります。
ひとつは自分で楽器を運ぶのが心配な場合。
ギターには保険をかけることもできるので、移動中の損傷や盗難にも対応できる場合があります。しかしながら、かさばるギターを安全に現地まで運べるか心配な場合は、やはり運送屋さんにお願いすべきでしょう。運送屋さんでは、運ぶものの金額に応じて保険をかけることもできますので、運送中の事故にも対応できます。
➡「【楽器にかけられる保険】移動・遠征が多いギター弾きにおすすめです」
また、荷物が多い時も送ってしまった方がよい場合があります。ライブに行くにしても宿泊用の着替えや先方への手土産、CD等の物販グッズと、荷物は多いもの。大きなギターを送ってしまうことで道中の快適さが確保できますね。
ただ、郵送には受け取りが必要ですので、時間指定便で送り確実に先方に受け取ってもらわないとライブに間に合わないことになります。せっかくギターを送ったのに届かず(受け取れず)他人のギターを借りた。。。では泣くに泣けません。
日本の輸送事情は、荷物がどこかに行ってしまうといったレベルの低いものではありませんが、常に最悪を想定して行動したいものですね。
ギター専用の梱包用段ボールを利用しましょう
ギター専用の梱包用段ボールが市販されています。一回の郵送の為に購入するのはためらわれますが、大事なギターですもんね。ハードケースがそのまま入るものや、ソフトケースで入れて隙間にエアマットや新聞紙を入れるという手もあります。
輸送中は、誰がどんな扱い方をするかわかりませんので、たとえ保険を掛けてあったとしても厳重に梱包しましょう。
さいごに
僕は船での移動は経験したことがありませんので、船へのギターの持ち込み方法はわかりませんでした。飛行機・電車・バスでのギター持ち込み方法を理解しておけば基本的な移動は可能でしょう。
ギター(とくにアコギ)はケースに入れると大きくかさばりますので、他人に迷惑をかけないことを念頭におきつつ、上手に公共機関を利用したいですね^^