「弾き語りでも、エフェクターを駆使して積極的に音作りをしたい!」
というあなたに、おすすめのアコギ用エフェクターを紹介します。
弾き語りに特化したエフェクターは、マイクとギターを同時につなぐことができます。ボーカルにはボーカル用エフェクター、アコギにはアコギ用エフェクターをそれぞれかけられるのが特徴です。
各メーカーからそれぞれ特徴あるモデルが発売されています。あなたのやりたいことに合った機種が見つかると良いですね!
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弾き語りにおすすめのアコギ用エフェクター
「アコギに極端なエフェクターをかけるならエレキでいいじゃん」なんて声も聞こえてきそうですが、自分の感性が”アコギにエフェクター!”と言っているのなら挑戦する価値はあります。個性の一つになります。弾き語り用途に強いアコギ用エフェクターを紹介します。
※最新価格と製品詳細はリンク先でご確認ください。
TC-Helicon VoiceLive 3
TC HELICON ( ティーシーヘリコン ) / VoiceLive 3
TC-Helicon VoiceLive 3はボーカルエフェクトには”ケロケロボイス”なんかもあり、曲の味付けをする飛び道具としても面白いですよ^^
僕も使ってます。ギター・ボーカル共にエフェクターの種類が超豊富です。こういった”マルチエフェクター”と呼ばれるタイプは「慣れないと操作が難しい」ということがあります。デメリットというより自分の理解度の問題ですね。すべての機能を使う必要はありませんが、どんなことができるかは説明書をしっかり読み込んで理解しておく必要がありますね。僕も一部の機能しか使えていません。
このTC-Helicon VoiceLive 3を使いこなしているMatthew Santosの動画を紹介します。
アイデアとセンス次第でこんなライブが出来るんですね。レコーディングにも使えそうです。
TC-Helicon Play Acoustic
TC HELICON ( ティーシーヘリコン ) / Play Acoustic
TC HELICONのマルチエフェクターのアコギ専用モデルです。もちろんマイクとギター両方接続できます。VOICE LIVE3より機能は絞ってありますが、ルーパーやケロケロボイスなど、弾き語リストが欲しがる機能はおおよそ網羅されています。
嬉しいのはこのサイズですね。アコギのセミハードケースに大きめのポケットが付いていれば入っちゃいます。
僕もVOICE LIVE3に変えるまで、Play Acousticと同サイズのPlay Electricというモデルを使っていました。VOICE LIVE3のほうがルーパー機能が強化されているので買い替えました。
プリセットをかなりたくさん入れておけるので、曲によって深さの違うリバーブを用意するとか、ここぞというときにボーカルのハモりを入れるなんてことができます。おすすめです^^
BOSS RC-300
ルーパーといえばBOSSのループステーションRCシリーズですね。
BOSSのルーパーを使った音楽コンテストも開かれるほど、一世を風靡したルーパーです。”ループステーション”という名前ですが、機能はルーパーだけではありません。ボーカル、ギターそれぞれに16種類ものエフェクターをかけられる、まさにマルチなエフェクターです。
ルーパー機能は3つのトラックに別々に録音できますので、ルーパー史上最強ですね。このシリーズを使っているトガったアーティストが世界中に居ます。中でもBernhoftはトッププロでしょう。ホントにカッコいい!ひとりバンドの最高峰と言えます。
Bernhoftのおすすめ記事はこちら
➡「ノルウェーのハイテク弾き語り兄貴!Bernhoft~バーンホフト~」
TC-HELICONで紹介したMatthew Santosも過去には使っていました。この人はボイパが上手ですね!なかなかこんな音でボイパできないですよ♪
Matthew Santosのおすすめ記事はこちら
➡「おすすめの弾き語りアーティスト(洋楽)マシュー・サントス」
こちらもルーパー&エフェクターで有名なRandolf Arriola氏の動画。ギターはGodin社のエレキギターとアコギの中間のようなモデルです。ルーパーでギター1本でバンドのようなアレンジ。たくさん並んだエフェクターも効果的に使って壮大な音像を表現しています。すばらしい演奏!これだけできたらバンドメンバーはいらないですね。
弾き語りながらのペダル操作はとにかく難しい
紹介した動画を見ていると、自分にも出来そうな気がしてきます。
しかし、実際にやってみるとエフェクターを踏むタイミングの難しい事難しい事(笑)本当にわらっちゃうくらいです。特にルーパーというのはループを開始するタイミングと、止めるタイミングが命です。これを誤ると、ループの回数がテンポやリズムと合わなくなり「やらない方が良かった」ということになりかねません。
また、今回紹介したエフェクターはボーカルマイクにもエフェクターがかけられるタイプですよね。これもなかなか難しいんです。自動でハモってくれる機能やロボットボイスなど、どんどん使いたいのですが、普段やってないことって意識し出すと、曲が止まっちゃったりするんですよね。こういったエフェクターを使いこなしているアーティストって、それこそ「血の滲むような練習」をしているんでしょうね。
それだけ使いこなすことが難しい=個性が際立つということでもあります。日本では、弾き語りでルーパーやボイスチェンジャー等のマルチエフェックターを使いこなしているアーティストは稀です。機械を自分の手足のように自由に使いこなせれば、非常に強い個性になるでしょうね!
日本にはエバラ健太さんがいますね!カッコいい!!
さいごに
エフェクターは使いこなせると本当にカッコいいですね!僕もBernhoftアニキに憧れて、ルーパーを導入してみたものの使いこなせず、、、リバーブ専用機になりつつあります(笑)
エフェクターを楽曲の中でどう使っていくのかもセンスが問われるところですね。頭の中に楽曲の全体像が完全にインプットされていないとバンドのようなサウンドを再現することは難しいでしょう。
エフェクターが無ければできない音楽もあります。あなたの音楽が求めているサウンドを作り出せると素敵ですね!