ライブのレパートリーにカバー曲を取り入れる重要性は「ライブで歌うカバー曲は選曲が超重要!あなたのファンはカバーで増える」で書きました。
今回は、男性が歌う女性ボーカル曲の選び方について、もう少し掘り下げてみましょう。僕自身が結果を出している経験談ですので参考になるはずです^^
コンテンツ目次 [閉じる]
当ブログ著者:たまいやすゆきの20年に及ぶ音楽活動の中から得た ”愛されるミュージシャンになるコツ” を電子書籍にしました✨個人で戦うミュージシャン必携の著です^^無料ですのでぜひすぐに手に入れてください!!
男性も女性ボーカルの曲をカバーしてみよう!
徳永英明さんを始め、プロのアーティストがこぞってカバーアルバムを発売するようになって10年以上経ちます。
昔は、シンガーソングライターが全曲カバー曲のアルバムを出すなんて考えられなかったんですが、空前のカバーアルバムブームにより、アーティストのスタイルも変わりました。
やはり「いい曲はいい!」ということで、オリジナル/カバーに関わらず、「自分の好きな曲・世間に求められている曲」を積極的に歌うようになったんでしょうね。
カバー曲は世の中に求められている!
ここで楽曲をカバーするにあたり重要なキーワードがひとつ。そうです「求められている」ということです。歌ってほしい曲(誰もが知っている曲)を選ぶことに大きな意味があります。
”自分が好きだから”という理由で、一般的にあまり知られていないアーティストや、マイナーな楽曲を選んでしまうと、聞いている人にとっては「知らない人のオリジナル曲」と同じ。せっかくカバーするのであれば、聴衆の興味をあなたに一気に集めたいですよね!そこで誰もが知っている曲を選びたいのです。
もちろん男性が誰もが知っている男性曲を選んでも良いのですが、徳永さんのおかげ(?)か、男性が女性ボーカル曲を歌う事も市民権を得た感があります。実際に歌ってみると、意外としっくりくるものが多く、馴染みやすいものです。
女性ボーカルの曲には優しい歌詞のものが多いですし、女性目線の歌詞を男性が歌う事は新鮮な感じがします。聞いている方もなぜか安心感が漂うんですよね。不思議ですね^^
次に、男性が歌う女性ボーカル曲のおすすめ5選を紹介します。これ以外にも良い曲は無数にありますから、レパートリーを増やして、時と場合によって色んな引き出しを出せるといいですね。
ALL TIME BEST VOCALIST(初回限定盤)(DVD付)
女性もの楽曲のカバー集の先駆者、徳永さんのアルバムからはたくさんのことが学べます。トップボーカリストとしての表現力ももちろんですが、選曲もすばらしいですね。往年の名曲から隠れた名曲まで、「古き良き時代」というよりは、徳永さんの歌唱により、新しく蘇った感すらあります。
一聴の価値あり!!
男性におすすめ、女性ボーカル曲5選
「ライブのレパートリーに取り入れる」前提で楽曲選定しています。
1.糸
説明の必要の無い中島みゆきさんの名曲です。平成に入ってからの名曲でこれほど親しまれ・歌われている楽曲も無いのでは?と思えるほど、好きな方が多いですね。男性でもカバーする人は多いです。ミスチル・桜井さんの影響かな?
不特定多数のお客さんがいる会場でも、この曲を歌っておけばとりあえず足は止めてくれるほどのパワーソングです。いわゆる鉄板ですね♪
2.時の流れに身をまかせ
テレサ・テンさん、1986年の楽曲です。歌詞の内容は”不倫の歌”などと言われていますが、僕は大好きでよく歌います。この曲も、50代以上の方はほとんど知っている昭和の名曲中の名曲です。ライブの時に会場を見渡して、客さんの年齢層が高ければ、さくっとセットリストに加えたいですね。
若いアーティストがこんなしぶい楽曲を歌えば「おっ♪」となること間違いなしです。ただ、難しい歌ですので、かなり歌い込みは必要です。
3.愛燦燦
愛燦燦(あいさんさん)は美空ひばり先生の楽曲です。1996年リリースの楽曲ですが、2014年にEXILE ATSUSHIさんがカバーしたのをきっかけに知ったという若い人も多いでしょう。美空ひばりさん世代とEXILE世代両方にアピールできる曲です。歌詞が非常に深く、ちょっと読んだだけでは意味を理解することが難しいですが、何度も歌っていると、その奥深さに脱帽する楽曲です(詞曲は小椋佳さん)。こんな詩が書いてみたいと心底思う楽曲のひとつです。
EXILE ATSUSHIさんのように売れているアーティストが、昔の楽曲を掘り起こしてくれるサイクルが生まれるといいですね。
4.LOVE LOVE LOVE
CMでも度々使われ、国民的認知度の高いドリカムの名曲です。
結婚式の定番ソングとして長い間愛されている楽曲でもありますね。僕も結婚式に度々演奏で呼ばれるようになり、この曲を覚えました。吉田美和さんのボーカルスタイルは到底マネできるものではありませんが、会場がハッピーに包まれる力のある楽曲ですね。
自分なりにモノにしてから歌っていきたい曲です。
5.やさしさに包まれたなら
女性ボーカルの楽曲と言えば、ユーミンは外せません。魔女の宅急便で使われた「やさしさに包まれたなら」はジブリ効果(?)もあり、老若男女が知る名曲。
原曲はカントリーっぽいアレンジで、しっぽり弾き語りするには元気過ぎるので、僕はゆっくりテンポを落として演奏しています。これがハマるんですよね~。歌詞もシンプルで難しい言い回しは一切ないので、覚えやすく聞きやすい楽曲です。
「トイレの神様」で有名な植村花菜さんがカバーしている「やさしさに包まれたなら」が僕の理想のテンポです。
さいごに
まだまだおすすめカバー曲は山のようにありますが、ライブで披露することを考え、お客さん目線で楽曲を選定できるとよいですね!
オリジナル曲があるのにカバー曲なんて・・・という気持ちもわかります。僕もライブで歌ったカバー曲ばかり褒められると落ち込んだものでした。でも「あなたの声であの名曲が聴きたい」と言ってくれるお客さんの気持ちに応えるべく、カバー曲のレパートリーを増やしていくうちに、ライブに来てくれるお客さんも、ライブに呼ばれる回数も格段に増えました。
俺はオリジナル主義だ!というスタンスもまた素晴らしい意志ですが、カバー曲を自分のものとして歌っていくのもおすすめなんですよ!カバー曲をライブに取り入れると、オリジナルCDも良く売れますしね^^
あなたのおすすめカバー曲もぜひ教えてください!
あなたにおすすめの記事はこちら
➡「ライブで歌うカバー曲は選曲が超重要!あなたのファンはカバーで増える」