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■ライブについて

ライブで歌うカバー曲は選曲が超重要!あなたのファンはカバーで増える

じみぃ
俺は歌いたい曲を歌う

あなたのファンだけを前にしたライブなら、それでよいと思います。

しかし、よく考えてみてください。あなたを知らないお客さんを惹きつけるには、「知っている曲」を歌う事ってすごく重要なんですよね。お客さんの「あ、この曲知ってる~もうちょっと聞いてみよう」につなげるには、耳なじみの良い曲はレパートリーにしておくと武器になるんです。

僕もオリジナル曲を歌いたいばっかりなんですが、カバー曲をやるようになってずいぶんファンが増えたんですよ^^

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ライブで歌うカバー曲は選曲が重要

「俺はオリジナル曲しか歌わないんだ!」僕もそう思ってライブ活動をしていた時期がありました。一番歌いたいのは今でもオリジナル曲です。オリジナル曲を歌いたくて音楽やってるようなものですからね。

しかし、活動範囲が広がりライブハウス以外のいろんな場所で歌わせてもらうようになるにつれ、「カバー曲は必要だ、有名曲の反応は絶大だ」と認識を改めました。特に野外のイベントなど、僕の音楽を知らない人の前ではカバー曲の威力はすごいんですよね。厳選したカバー曲を披露することで、オリジナルCDの売り上げも大幅に増えました。ライブ後にお客さんに声をかけてもらうことも増え、次のライブにつながったりします。

どんなカバー曲でも良いわけじゃない

カバー曲なら何でも良いということはありません。むしろ厳選し、お客さんの年齢層や季節、場の雰囲気を感じ取ってチョイスします。これができないとお役さんとしては、聞いたこともないオリジナル曲を聞かされているのと同じですからね。

誰もが知っている曲のひとつやふたつのレパートリーは必ずあった方が良いですね。世代を超えた昭和の名曲でも良いですし、年代問わず愛されているアイドル(スマップなど)の代表曲も大いにウケますよ^^その日のライブ会場の客層を見てカバーする曲を変えられるように、レパートリーは多い方が良いですね。客層や雰囲気が読めれば、今日はオリジナル曲のみでも大丈夫そうだなと判断できますしね!

好きなカバー曲を歌おう

どんなにたくさんの人に愛されているカバー曲だとしても、あなたがその曲を好きでなければ歌うたびにストレスが溜まります。好きな曲をカバーすることも非常に重要です。ちょっと冒頭で言っていることと矛盾を感じるかもしれませんね。

「みんなが知ってる曲がいいって言ってるのに、好きな曲を歌えって・・・」と。

みんなが知ってるようなスンダードと言われる曲の中から、あなたが好きな曲をチョイスしてカバーしましょうね、という意味です。

僕はたまたま昭和の名曲が好きでよくカバーしますが、「昭和の曲は古臭くて嫌だな~でもウケるし、仕方ないから歌うか」なんて気持ちがあるなら歌うべきではありません。歌に失礼ということもありますが、お客さんに伝わりますからね。”歌は心”というじゃないですか。

「好きなアーティスト(カバー曲)が全然有名じゃない」というケースもあるでしょう。そういった曲はお客さんにとってはあなたのオリジナル曲と同列なんですよね。ジブリやアニメの曲なども世間一般に浸透していますので、本当に有名な曲で自分が好きな曲が無いか、もう一度自己検索してみましょう。食わず嫌いは活動範囲をせばめてしまいます!

カバー曲をあなたのファン促に!

オリジナル曲を歌いたい気持ちはよーくわかります。音楽活動ってそういうものですからね。しかし、カバー曲を効果的に使えば、あなたのファンはぐっと増えるだけでなく、CDの売り上げやライブの出演依頼も増えてきます。これは僕自身が検証済みです。

特に、不特定多数の人が多く集まるイベントなどでは、お客さんを振り向かせ、あなたというアーティストに注目させるには有名なカバー曲が一番です。どんな面白いMCよりも効果があります。まずはカバー曲のレパートリーはファン獲得のためと捉えてみてください。あなたのファンが増え、貸し切りでワンマンライブなどが出来るようになればオリジナル曲のみのライブをすればいいのですからね。

カバー曲はライブだけでなくYOUTUBE等であなたのプロモーションとしても有効です。他人の曲の人気に乗っかった売名などと思わず、あなたの声を音楽を世に広めるための活動だと思ってカバーレパートリーを増やしてみましょう。

ライブでカバー曲を歌うときの注意点

ライブで他人の曲を歌う場合には、ちょっとした注意が必要です。

それは楽曲には権利があり、その権利を使わせてもらう場合には使用料がかかるということです。要するに誰かの歌を歌うにはお金を払うということですね。お金を払わずに楽曲を使える場合もあるようですが、基本的に有名曲はジャスラックなどの著作権管理団体によって管理されていますので使用料は必要です。

使用料を払わないアーティストも多いですが、他人の曲を使用する際の決まりがあることは理解しておいた方が良いでしょう。

事前に試用する楽曲の申請をするか、あとでバレで請求されるかで料金が違ってくる場合がありますので注意が必要です。ブログなどで「今日は誰それの〇〇を歌いました」なんてセットリストを乗せてしまっている場合は、請求が来ることがありますよ。僕の知人が経営するライブバーはブログ記事の情報から、過去数十年分の請求が実際に来ました。権利とはいえ、ジャスラックも集金に躍起なんですね。

この使用料に関しては、あなたが納得するかしないかではなく、法律で決められていることですので守らなければなりません。僕自身もジャスラックに登録されている曲がありますが、自分の曲を自分で歌う場合にも事前申請が必要です。申請しないと自分の曲でも使用料が徴収される仕組みなんですね。

決まりとは言え面倒くさいシステムですね。だれもジャスラックに登録しなくなるんじゃないかな。

さいごに

カバー曲を歌っていると、「あの曲も聞きたい」「こんな曲を歌ってほしい」とリクエストをもらいます。これ、けっこうストレスなんですよね(笑)その曲が自分が歌いたいと思っている曲なら良いのですが、興味もない曲を歌うのはストレスです。オリジナル曲とのバランスを保ちながら、あくまでもカバー曲は自分を知ってもらうため!と納得しながら歌えるのが理想なんですよね。

僕自身も昔はよく「誰それの〇〇を歌って~♪」とラブコールをもらいましたが「今度練習しておきます~」といって歌いません(笑)歌には正直で居たいですからね。カバー曲の中に歌いたいものがあれば歌う、徐々にそんなスタンスになりつつあります。逆にいつでも歌いたいカバー曲もいくつもあります。

なにごともバランスですね。

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