弾き語りというと「アコースティックギターでするもの」という印象が強いです。エレキギターは持ってるんだけど、エレキで弾き語りは変かな?そもそも弾き語りできるの??という疑問をお持ちのあなたのモヤモヤをすっきりさせましょう!
エレキとアコギの違いがわかれば、あなたの取り組もうとしていることにエレキが向いているのか、アコギが向いているのかわかります。
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エレキギターで弾き語りはできるの?
結論:エレキギターでも弾き語りはできます。そもそも僕はやってます。
僕はクラシックギターでギターデビューし、その後エレキだけ10数年弾いてました。そして弾き語り活動のためにアコギに持ち替えた経緯があります。ですので、エレキもフォークもクラシックもなんでもござれ!なんですね。節操が無い、といわれるとそれまでなんですが^^;
”弾き語り”は楽器を弾きながら歌うことですよね。楽器がなんでも問題は無いのです。エレキギターとアコースティックギターはコードは一緒です。押さえるところを覚えてしまえば、エレキからアコギに変えても練習が無駄になることはありません。
ただ、エレキギターでの弾き語りにはちょっと注意点もあります。それはエレキギターはアンプに繋がないと「音量が小さい」ということ。エレキとアンプはセットでないと音が小さい為、街中で路上ライブをやるような場合にはアコギと同じようには使えません。生音が小さく、誰にも聞こえないでしょう。
部屋で練習するくらいならエレキの生音でも良いとは思います。
エレキギターの弾き語りは変?カッコ悪い?
一番気になるのは「エレキの弾き語りってやっぱり変なの?」ということでしょうか。弾き語り=アコギのイメージが強いですからね。エレキで弾き語りをするアーティストをほとんど見たことがありませんし、エレキ=ロックというイメージがなんとなくあります。
僕の見解は「エレキギターでの弾き語りはむしろカッコイイ」です。*ただし、、、です。
弾き語りもロックをやるならエレキギターでロックな音色を作ってやればいいでしょう。要するにエレキの弾き語りはジャンルを選ぶんですよね。人前で演奏するような場合は見た目も大事ですから、「ゆずの曲をエレキで演る」っていうのはちょっと見ている方も違和感がすごいでしょうね。
楽曲によってはエレキの方が合うケースもあります。エレキとアコギを上手に使い分けているアーティストを下記で紹介しています。
➡「エレキギターで弾き語りは目立つしカッコいい!おすすめ動画の紹介」
あなたの音楽はエレキ弾き語りに向いてる?
「エレキ弾き語りに向いているジャンルがある」と述べましたが、具体的な話をしましょう。
たとえば、下記のジャンルはエレキで弾き語っても違和感がありません。
- カントリー
- ジャズ
- ブルース
- ロック
ここでフォーク、、、といきたいところなんですが、フォークはやっぱりイメージ的にアコギですよね。上記で上げたジャンルも絶対ではありません。フォークの神様ボブディランだってエレキ弾いてステージに立ちますからね。ただ、弾き語りってなると、、、やっぱりフォークにはフォークギターでしょうか。
感覚的には、「アコギの音で鳴ってほしいな~」というジャンルにはやはりエレキは合いません。上述のフォークにしてもそうですね。この楽曲には生楽器!みたいな楽曲ってあるじゃないですか。生ピアノが合いそうなのにエレピでピコピコやっちゃうと残念な曲。そんなイメージです。わかりにくくてすみません。
あなたの得意としているジャンルがどんな音のギターを欲しているかよく考えてみましょう。ただ目立ちたい!とかエフェクターをバリバリかませたい!とかではなく、楽曲が欲している音は何か?で考えると、自ずとエレキか、アコギかの答えが出るかと思います。
当然、どっちでも弾いてみて決めるべきですけどね。
エレキもアコギも弾けた方がいい
「わたしはアコギしか弾かない」とか「エレキの弾き語りなんてとんでもない」なんていう先入観やこだわりはもったいないです。エレキもアコギもギターなんですから、どっちも弾けた方が良いです。
たとえば、あなたがオリジナル曲を作ってレコーディングするようなときに、ちょっとエレクトリックな音が欲しいなと思えば、自分でエレキを弾けばいいわけですしね。エレキの弾き語りに変な先入観がなければ、「この曲はエレキで弾き語ってもおもしろいかも!」と音づくりに幅が広がるかもしれません。
エレキとアコギはコードは同じですが、弾き方や弾きやすさが全然違います。エレキしか弾かない人にはアコギはかなり弾きにくいでしょうし、アコギ弾きにとってはエレキは弾きやすすぎて違和感がすごいと思います。
普段からエレキもアコギも使い慣れておくと良いですね。僕も普段はアコギですが、気晴らしにエレキを弾いたり、エレキの弾き語りでツイキャス放送をしたりしてますよ♪エレキは音を色々変えられるので楽しいのです。
エレキは曲作りにもアクセントになる
個人的感想ですが、エレキギターで曲を書いてみると、アコギには無い雰囲気の曲が出来ることがあります。アコギはどうしてもアコギっぽい曲(伝えるのが難しいですが)になるんですよね。エレキだとエフェクターありき、音作りありきで曲作りを始めることも多く、「楽曲の雰囲気」という側面から曲を作ることもできます。
「このエレキサウンドならこんなコード進行が合うなぁ」とか「このエフェクターを使ったこんなフレーズを曲作りに入れてみたい」といった曲の作り方ですね。詩やメロディーから作る作曲方法とは大きく違いますので、完成するあなたの楽曲にも新しい風が吹くでしょう。
曲作りはいろんな方法を知っていた方が良いです。いつも同じ作り方だと、同じような曲ばかりできることになり聞いている方も飽きてきます。エレキ/アコギ両方の良いところを柔軟に取り入れていくことをおすすめします。僕もエレキもアコギも大好きですよ^^
さいごに
「エレキしか持っていないけど弾き語りができるのかな?」「弾き語りをするのにエレキギターじゃ変なのかな?」そういった悩みは解決できましたか?
エレキでの弾き語りは変じゃないどころか世界中のアーティストがすでにやっています。それを個性として取り入れているのです。ただ、アコギのほうが合うジャンルがある、エレキのほうがぐっとくる音作りがあるということは覚えておきましょう。
どんなギターにも得意な音楽があるのですよね。クラシックギターでロックは難しいでしょうし、バンジョーでソロギターの曲を弾いても雰囲気が出ません。ただ弾き語りの練習をしたいというのであれば、とりあえず持っているエレキを使うということも有りです。
まずは悩まずに始めてみること、一歩踏み出すことが音楽において一番大切です。
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