■曲作りについて

曲作りがなかなか進まないあなたへのアドバイス【これで完成できる!】

オリジナル曲がなかなか書けない・・・という悩みは、曲作りをしたことのある方なら誰しもが経験している辛い悩みですよね。

僕はかれこれ20年以上オリジナル曲を書いてきましたが、「曲作り」という生みの苦しみは、どれほど経験しても楽になることは無く、いつしか曲は「天から降ってくるもの」という圧倒的な逃げの思考に陥っていました。

レーベルに所属していたころは「プロは月に3~4曲書くんだよ」なんてウソか本当かわからないプレッシャーをかけられ、「ミュージシャンって地獄やん」と思ったものです。

でもね、曲作りってセンスやヒラメキだけじゃなく、ちゃんと成果をあげるための考え方があるんです。これを実践すると、本当に作曲作業が進むので不思議です。ある種”自分を追い込む作業”ですが、考え方(取り組み方)を変えるだけで曲作りの「出口の見えないトンネルの中」状態は避けられます。

オリジナル曲作りに必要なのは「期限」

オリジナル曲を完成させるために必要な考え方は「期限を切る」ことです。

なんだ、当たり前やん。。。

って思われたあなたはすでに期限を設定して作曲活動されているのでしょうか?だとすれば素晴らしい習慣だと思います。

僕は当初、「期限などクリエイティブを阻害するだけだ!」という考え方だったので、冒頭書いたように「天から降ってくる」までいつまででも曲を寝かせていました。未だにイントロだけ、Aメロだけ、コード進行だけ、といった未完成品が数十曲眠っています。

自分の活動に期限があるとどしてもクオリティが落ちてしまうと考えがちなんですよね。

しかし、期限というゴールがあると、人はそのゴールを守ろうと努力します。時間が無ければ「どう時間を捻出しよう」、言葉選びで深く悩んで進まなければ「とりあえず完成させて後でテコ入れしよう」、といった具合に、これまでと違う方法を模索するんですね。

ちょっと意志の弱い人は「自分で設定した期限だから、守れなくてもまぁいっか」となってしまい、結局「期限を切ることの効果」が発揮できません。意識の差ですが、これはもったいない。

期限を切ることは、楽曲のクオリティを落とすことではなく、限られた時間を有効に使い、いかに生産性を上げて曲作りに取り組むか、ということです。この考え方になってからの僕は、それまで2曲/年ほどの作曲ペースだったのが、年に5~6曲は書けるようになりました。気持ち的には1曲/月も可能だと思っています。

期限を切ることで、曲作りの進捗が意識できる

たとえば、1か月で新曲を書こう!と決めたとします。

1か月後のゴールを想定し、「今日、どこまで終わっていないといけないのか」というゴールからの逆算ができるようになります。これが、期限を切ることの一番のメリットです。

ゴールという目的地に飛行機で飛び立ったはいいけれど、今どこをどう飛んでいるのかがわからない状態では不安ですし、いつ着くともわからなければ、飛ぶのをやめてしまうこともあり得ます。この繰り返しで僕は、未完成曲を大量に作ってきました。

曲にはAメロ・Bメロ・サビや、1番・2番といったわかりやすい区切りがあります。何日までにこの区切りに達していなければ、遅れている/進んでいるという目安がわかりやすいんですね。

期限を切ることは自分を追い詰めることではないよ

社会で働いていると「期限」という言葉の響きには苦い感情が沸く人も多いでしょう。”納期”なんて言葉に自動変換されちゃう人もいるかもしれませんね。

自動的に追い詰められるワードとして背筋が凍り付く「期限」ですが、曲作り・・・つまり自分の好きなことに設ける期限は自分を追い詰めるためのものではありません。

たしかに、曲作りのための時間を捻出したり、あたらしい効率的な作曲法を探ったりという「自分を追い込む」面はあるものの、やはり”音楽が好き”というプラスの感情があっての作曲活動。そこに負の要素はできるだけ持ち込みたくないものです。

「追い詰める」と「追い込む」。似たような言葉ですが、楽しく音楽を続けるには「追い詰める」という感覚は無くて良いもの。できるだけ作曲効率を上げる、という追い込み型でいきましょう!

「寝る間を惜しんで曲作り」は効率悪すぎ

「追い詰める」と「追い込む」を混同してしまう人は、睡眠時間を削ったりして曲作りの時間を確保しようとします。昨今は睡眠時間に関する研究もかなり進んでいて、若い頃からの睡眠不足が鬱病・心臓疾患・肥満などあらゆる疾病を引き起こすかのせいが指摘されています。”睡眠負債”などと言われ、若い時に無理してしまうと年を重ねた後に症状が現れるということですね。

ミュージシャンはとくに油が乗ってくる40~50代は全盛期ですから、そのタイミングで負債が爆発していてはたまったものではありません。その意味でも睡眠時間を削るような健康を害する時間の確保は間違っています。眠い目をこすりながら曲を書いても効率は相当悪いはずです。

ではどうするか。

生産性を高めるしかありません。
曲作りにおける生産性の高め方はいろいろありますが、必要であれば音楽理論を学ぶ、読書などでボキャブラリを増やすといった方法が考えられます。個人的な感想ですが、曲作りに必要なのは特に音楽以外からの学びかと思っています。コード進行などをひらめくにはたくさん音楽を聴いてきた方が有利かと思いますが、自分の世界観を言葉で表すには映画や読書の他に、実体験は欠かせません。世の中の一流を見たり、いろんなことを積極的に体験していくことは自分の人生への投資かと思います。

そのような自分への投資は、リターンを得られるまでに(実際に作曲に活かせるまでに)時間がかかりますが、一度リターンが出だしてからは非常に大きな力となります。曲づくり時の迷いが低減するからです。言葉選びやコード選びで”自分らしい選択ができるようになる”と言い換えてもいいでしょう。

僕はそのようにして曲作りにおける生産性を上げてきました。ぜひお試しあれ!

さいごに

音楽活動を個人でやられている方は、特に曲作りの期限を意識していない傾向が強いです。

期限を敵視せず、自分のポテンシャルを信じて、一皮むけるつもりで取り組んでみてください。人によってどんな機関で1曲仕上げるのか、は考え方が様々ですが、「なぜその曲をその期間で仕上げる必要があるか」といった目的にもフォーカスして曲作りに取り組めるとさらに効率があがります。

人はやはり「活動する目的」があることで、その才能を追い詰めることなく開花できるんですね^^

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