プロミュージシャンになる方法 弾き語りアーティストが音楽で食っていくには

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プロミュージシャンになる方法

そんな方法が確立されているのなら気になりますよね。僕も気になります(笑

僕自身はプロ活動(お金をいただいて演奏する)をしていますが、職業ミュージシャンではありません。しかし、長く音楽をやっていると、音楽仲間や知り合いのミュージシャンからプロになる人がチラホラ出てきます。

そんな彼ら・彼女らはいかにしてプロミュージシャンへの切符を勝ち取ったのでしょうか?僕の知る限り詳しくお伝えします。あなたの音楽活動の参考にしてください。

弾き語りアーティストがプロミュージシャンになるには

プロミュージシャンになる方法は無数にあると思いますか?たしかに、「目指す方法」はたくさんあるかもしれません。しかし「実績のある方法」はそれほど多くありません。

”自分のやり方でプロになってやる”という考えも、その意気やよしです。しかし、その方法が間違っていたとしたら・・・、遠回りだとしたら・・・。

やはり、実際に”プロへの道をこじ開けた”実績のある方法をあなたも真似をしていくのが一番の近道です。成功者になる最短で確実な道は、「成功者の真似をすること」これは鉄則ですからね。僕の周りでプロになったミュージシャンの例を3つ紹介しましょう。

case1:コンペ・オーディション

オーディションや楽曲コンペは誰でも応募できます。ということは、そこで優勝や合格するのは非常に狭き門ともいえます。

僕もレコード会社のオーディション(デモテープ審査)には何十回と応募しましたが、審査を通ることはありませんでした。デモテープ審査というものには、今は可能性は感じません。応募するのなら、映画の主題歌や挿入歌のような優勝を競うコンペのほうが可能性は高いと思います。

気に入るか気に入らないかは審査員次第ですから、コンペの期間が終わって連絡が来なければ「あぁ、落ちたんだな」とわかります。

これに対し、デモテープは本当に聞かれているかすらわかりません。そして無期限で回答を待ち続けることになります。「もしかしてあのデモテープの返事が来るかも」なんて思いながら何年も待つなんてバカらしいですよね。

デモテープを応募することを否定しているわけではありません。それも音楽活動の一つですからね。しかし、ジャンル不問!テーマ無し!!のようなデモテープオーディションに送り続けるよりは、映画主題歌のようなテーマが決まっている曲を、魂込めて作って送ったほうが、より注目される確率が高いはずです。

「テーマありきで曲を作る」という作業は、プロミュージシャンになってからも仕事として行うことになるでしょう。今は自由になんの制限もなく曲を書いているかもしれませんが、後々のことを考えると、勉強になる曲作りの方法ですよね。

旧知のミュージシャンで、実際に映画の主題歌に選ばれ、そこからプロ活動が始まった方がいます。デビューのきっかけを聞いて、「なるほど、そういう方法があるんだな」と思ったもんです。

case2:コンテスト

コンテスト形式のイベントは昔からありますよね。最近では「高校生限定」のような年齢を制限するものもあります。レコード会社としては、若くて可能性のあるミュージシャンを発掘したいわけですから、高校生のうちから光るものを持っているようなアーティストを発掘するには、コンテストが一番です。

僕の知り合いミュージシャンの例でいうと、この高校生限定のコンテストに応募し、全国大会まで出場した子がいます。この子は優勝こそ逃しましたが、レコード会社の担当者に気に入られ、その後プロデビューし、現在は映画のタイアップ曲などを勝ち取るなど超有名アーティストに成長しました。

元々才能が有ったと言ってしまえばそれまでですが、全国規模の大きなコンテストに参加したことが転機になっていますよね。コンテストは街が独自で開催しているものから、全国規模のものまで様々です。小規模なものには目もくれず、知名度・規模が大きなものだけ狙っていったところが勝因でしょう。

小さなコンテストにも、ゲスト審査員としてレコード会社関係者や、プロミュージシャンが名を連ねたりします。しかし、小規模なコンテストに来てくれる審査員に、参加ミュージシャンをプロの舞台まで引き上げる力はないのかもしれません。大きなコンテストほど、大手レコード会社の有力なディレクターの目に留まる可能性が高まります。

小さなコンテストに出ることが無意味とは言いません。しかし、自分が目指している舞台はどこなのか、自分を引き上げてくれる人はどこにいるのかを良く考えて出場するイベントを見極めたいですね。

力試しのためにも、大きなコンテストにはジャンジャン応募しましょう!そういうことに前のめりで取り組んでいける姿勢が大切です。

「初めてのコンテストで優勝して・・・気づいたらプロになってました」なんていう運のよかった人の話を鵜呑みにしてはダメですよ(笑)苦労苦労の連続でプロになっていく人がほとんどです。そして下積み時代の苦労が、あなたの根性を鍛えるんですから。

case3:ライブハウスオーディション

音楽事務所が運営するライブハウスがあるのをご存知でしょうか。直接事務所の運営でなくとも、音楽事務所と提携しているライブハウスもあります。

そういったライブハウスのオーディションを受けて、いわゆる「おかかえアーティスト」として活動し、プロミュージシャンへと成長していった音楽仲間もいます。

事務所に所属するような形で、担当ディレクターが付き、曲作りやライブに関してアドバイスをもらいながら活動していけます。このケースのメリットは、ディレクターが付くだけではありません。音楽活動を事務所がプッシュしてくれるので、レコーディングやライブ告知など、幅広く面倒を見てくれるわけです。当然、集客力や音楽的な力をメキメキ付けて行かなくてはいけませんが。

僕も一時期音楽事務所に所属したことがありますが、作曲ノルマがキツかったですね^^;「プロはひと月に4~5曲は作るんだ!」と言われて、毎週の電話打ち合わせの時には新曲を用意しておかなければいけない、という状況でした。僕は続かなかったですが、こういう事を乗り越えて行ってこそ、プロへの道が開けるんですね。

色んなオーディションがありますが、オーディション合格後「養成所」へ入れられるようなオーディションは止めた方が良いです。養成所に入りたいなら別ですが。

オーディションに合格した嬉しさで、わけがわからず「養成所への入学金30万円です」と言われても払ってしまうんですよね。実際に僕がそうでした。養成所と言っても、ミュージシャン崩れのような音楽教師が生活費を稼ぐためにやっているわけのわからないレッスンばかりかもしれません。入学金とさらに毎月の月謝も払って、それ以上の価値が生まれるのなら意味はあります。

しかし、街のギター教室やボーカル教室に通うのと同じような内容を得るのに、多額の入学金はひどいですよね。冷静になって考えると、事務所(養成所)主催のオーディションは「こいつは金を払いそうだ」という基準で見られていたような気がします。まぁそんなもんです、向こうはビジネスでやっているわけですから。夢見る若者ってのはお金を払いやすいんですよね。そこに目をつけてくるわけです。

プロになったアーティストに共通することは

以上、僕の知る3組のアーティストがプロへの道を開いた経緯をお話ししました。

この3組、共通することがあります。それは「大きな力を持つ人に認めてもらう」ということです。映画監督や大手レコード会社のディレクター、音楽事務所など。そういった人たちの目に付くところまで出て行ったという点が成功へのカギになっています。

俺は誰かの下で音楽はやりたくない!という人には真似できない方法です。しかし、何が何でもプロミュージシャンになりたい!有名になりたい!!という気持ちを持つアーティストなら、ガンガン真似していくべき成功例です。これはまさに”戦略”ですよね。「どんな音楽をやるか」ではなく「誰と音楽をやるか」を中心に考え、実行した結果です。

各caseのどれか一つを選ぶより、3つとも挑戦していきましょう。同時が無理ならcase1から順番で。可能性が3倍になるわけですからね。そして、わき目も振らずに没頭することが大切。ネット上で見つかる色んな情報を「あれもこれも」と浮気してしまう人は、結局なにをやっても中途半端。集中力が分散されてしまい、ひとつのことを成し遂げることができません。

自力で食っていく方法もある

音楽で食べていく方法は、どこかに所属するだけが全てではありません。自分の音楽の力だけでファンを獲得し、ツアーを組んで生活しているミュージシャンもいます。長年音楽をやっていると、そういった自力でプロミュージシャンをやっている方によく出会います。本当にどうやって食ってるのか不思議なんですけど、「とにかくライブをやりまくることだ」と言ってました。

もちろん、そのアーティストの音楽がすばらしいものでなくてはCDも売れませんし、ライブにお客さんも来ません。音楽の力、個性がより重要になってきます。自力で音楽をやっている方は、誰かに作れ!と言われて曲を作っているわけでは無いので、本当に自由で心から楽しんでいる感じがします。僕自身もそうなのでよくわかります。

事務所というバックアップが無い分、ライブ告知やレコーディングなどはすべて自分で行う必要があります。ライブ先も自分で見つけたり紹介してもらいながら全国をツアーするんでしょう。年間250本以上もライブをしていると、気が変になりそうですけど、「それが幸せ」というアーティストのみが、自力で音楽で食べていくことができるんだと思います。

僕自身は年間30本弱のライブ数ですが、今の音楽的収入から言って、やはり年間300本近くライブすれば、音楽で食べていけそうな感覚はあります。とてもじゃないけど実行に移す体力はありませんが・・・。

こちらの記事もご参考に!
➡「もっとライブがしたい!弾き語りアーティストが出演依頼を増やす方法

さいごに

プロミュージシャンになる方法は、上記で上げた3つを知っていれば十分かと思っています。ただ、方法を知っていても、実行する人の考え方、いわゆるマインドが付いていかないとどうしようもないですね。方法よりも大切なものです。

音楽で食べていくということは、辛いことの方が多いかもしれません。好きなことを仕事にすることは、サラリーマンをやるよりしんどいかもしれません。そういったことすべて飲み込んだうえで活動できるのなら、あなたにはプロミュージシャンの道が向いているんでしょう。

話の腰を折ってしまいますが、「1番好きなことは趣味で、2番目に好きなことを仕事にすると人生は上手くいく」という言葉もあります。ただ、そんな言葉を蹴散らして、プロミュージシャンへの道を一心不乱に追い求められる人にしか、プロの道は開けません。

いざ、プロミュージシャンを目指そう!というときにどんなスタートを切ったら良いか迷っている方は、相談に乗れるかもしれません。偉そうなことは何も言えませんが、記事では書けなかった具体的な話などを交えてアドバイスできるでしょう^^

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➡「アマチュアミュージシャンがプロ意識を持てるようになるコツと考え方

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Y.Tamai@C4M

たまいやすゆき/1980年生まれ。ギター歴30年/弾き語り歴17年。サラリーマンでエンジニアをしながら、「たまいよーすけ」名義のアコースティックユニットで年間20~30本のライブを継続中。◇プロフィール詳細◇ライブのご依頼:呼んでいただければ全国どこへでも♪

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