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■弾き語りアーティスト紹介

おすすめの弾き語りアーティスト(洋楽)ティム・クリステンセン

おすすめの弾き語りアーティスト紹介第3弾は、北欧デンマークの才人ティム・クリステンセンです。日本では一部のハードロック好きの方が知ってるかも・・・というマイナーアーティストですが、メロディセンスはズバ抜けています。基本的にロックなアーティストですが、アコギでの弾き語り演奏も数多く、アコギ1本で弾き語ったアルバムもリリースしています。

「こんなアーティストになりたい!」そう思わせてくれる、生粋の天才肌アーティスト。彼の音楽スタイルを、”ギター弾き語り”という観点をメインに紐解いてみます。

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ティム・クリステンセンとは


Tim Christensen公式動画より

北欧:デンマークのミュージシャン。
若くして組んでいた伝説的なバンドDizzyMizzLizzy(以下DML)を復活させ、世界的に活躍しています。90年代にDMLを解散させてからソロアーティストの道を歩んできたTimの作品は、どのアルバムもはずれ無し。天才ってこういう人のことを言うんだなぁとつくづく思います。大大大好きです♪

デンマークは母国語がデンマーク語ですが、英語教育が盛んらしく、ほとんどのデンマーク人が英語を話せるとのこと。Timのライブ音源を聞くと、歌は英語、MCはデンマーク語となっています。ライブ盤はそういったところまで聞けるので楽しいですね。デンマーク語の発音は難しいけどかわいらしい言葉ですよ^^

ティムの音楽性を端的に表すと「哀愁」でしょうか。ロックバンドの時の音楽も、瑞々しさもありながら、どこかさみしげで危うげなメロディを感じました。ソロになってこの哀愁感が色濃くなっています。美しく儚い歌声も、楽曲のイメージにぴったりです。

若くして成功したアーティストは得てして成功に悩むもののようです。ティムたちも音楽性の違いからバンドを解散し、それぞれ別の道に進みました。ティムは当時の恋人とも上手くいかず、その影響が音楽に非常に反映されています。満を持してリリースされた1st ソロアルバム「Secrets On Parade」では、苦悩の跡が聞いて取れます。

ソロアルバムリリース後は、別バンドを組んだり、ポールマッカートニーの完コピバンドでライブアルバムをリリースしたりと忙しくしています。活躍を見ると、もうすっかり元気になったようでうれしい限りです。ティムは日本を第二の故郷だと言ってくれます。DMLが本国デンマークの次に日本で売れていたからです。日本限定CDなんかも出されて、日本のロックフリークに愛され続けています。ソロになってからも来日し、日本のファンを喜ばせてくれました。

北欧のソロアーティストが単独来日できるのは、日本でも人を集められるということですから、素晴らしいことですね。

ティム・クリステンセンの弾き語りスタイル

DMLはいわゆるハードロックというジャンルのバンドだったけど、アメリカのバンドにはない陰湿な(失礼!?)暗いメロディが盛りだくさんでした。他に同じような音楽性のバンドは思いつかない「唯一無二のバンド」でした。変拍子を多用したリフと、ゴリゴリのマーシャルサウンドは本当にカッコよかった!!

バンドを解散してからのティムは、それはそれは内向的になり(笑)楽曲も哀愁を増しています。DML時代には無かったフォーク音楽からの影響が増しています。

ただ、メロディのポップさは相変わらずで、ストロークとアルペジオを巧みに構成した楽曲が印象的です。ティム自身も「好きだ」と答えているラブソング「Love Is A Matter Of」はいつ聞いても最高です。本当に優しい楽曲です。

決してテクニカルなギターではありませんが、テクニックを抑えて、音の響きやコード進行などに神経を使っている感じがしますね。ギターのテクニックに溺れる人は多いですが、ティムのように出来ることの70%くらいを出して、余裕のある演奏を心掛けたいものですね。

ティム・クリステンセンのここを見ろ!

ティムの楽曲は弾いてみるとわかるのですが、コードが独特で面白い。コードブックに載っていないコードを自分で作ってるんだろうなと想像しますが、どういう環境で育てばそんな感性が養われるんだろうと思います。天才あるあるですね。

ソロの時の音楽は少しフォークソング寄りの、だけどオシャレな音選びをした音楽です。フォークって言葉は少し古臭いイメージですが、最近のフォークミュージシャンは、ちょっとポップセンスを取り入れたりして本当に洗練された音楽をやってると思います。どこに住んでいたってネット等で新しい音楽に出会うことができるようになったことも、そういった音楽性を広げることに一役買ってるんでしょうね。


TIM CHRISTENSEN - King's Garden

この曲なんかコードの独特さが顕著です。もともと鍵盤の楽曲なのでギターに置き換えるとコードが複雑になるのかもしれませんが、それにしてもすごい!ギター以外何もいらないアレンジに仕上がってますね。普通ならコードをジャラーンと弾いて終わりですよ。本当にギターを知り尽くしているギタリストのアレンジだと思います。

ティム・クリステンセンはこんな方におすすめ

こんな方におすすめ

  • 美声が好きな方
  • フォークソングが好きな方
  • 美メロが好きな方
  • 独特なコード進行が好きな方
  • アコもロックも好きな方

北欧系の美メロが好きな方には特におすすめです。ティムの美しい声も相まって、ギター1本の演奏ですが、いつまでも聞いていたい、そんな音楽です。

北欧には、非常に繊細なメロディを作るアーティストが多い印象です。寒い土地柄や国の成り立ちなどもアーティストの個性に関係してくるのでしょうか。

ティム・クリステンセンの音源紹介

ティム・クリステンセンの音楽を楽しむには、Amazonの定額音楽配信サービスAmazon Music Unlimitedがおすすめです。CDや楽曲を都度購入する必要がなく、Amazon Music Unlimitedに登録されている楽曲であれば、スマホやPCで無制限で好きなだけ聞けます。

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DML(バンド)時代のCDもオススメですが、ソロになってから出した3枚もすべてオススメです。ソロの1stアルバム「シークレッツ・オン・パレード」は本当によく聞きました。3rdアルバム「Superior」も染み入る楽曲ばかりでした。
ソロCDはバンド録音(といっても、アコースティックなアレンジになってる曲が多い)ですが、ギター1本&歌のみのアルバム「Volume 1:アコースティック・カヴァーズ」も出してました。選曲も渋い!メタルの楽曲をアコースティックギターでこれほど上手にカバーできるアーティストって稀ですよね。

◆「Secrets On Parade」

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◆「Superior」

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◆「Volume 1:Acoustic Covers」

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最新の来日情報

ティムのソロ来日・バンドでの来日情報はSony Musicのオフィシャルや公式Twitterをご確認ください。

さいごに

オススメ音源しかないアーティストのオススメでしたm(_ _)m

DizzyMizzLizzyは再結成後本格始動し、オリジナルメンバーで活動を再開しています。NEWアルバムや最新ライブアルバムも出て、これからの活動が楽しみで仕方ありません。日本にも毎年来てくれると嬉しいんですけどね。バンドでもソロでもいいので。

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