僕は以前、ライブに出演していて自分の出番直前に「しゃっくり」が止まらなくなったことがありました。その時は、トリのアーティストが気を利かせて出順を変わってくれましたが、恥ずかしいやら申し訳ないやら。「穴があったら入りたい」とはまさにこのこと。今でも鮮明に思い出す恥ずかしい過去です。
ライブ前にしゃっくりしてる人、ほとんど見たことありませんが、突然やってくるしゃっくりにも、備えておくのがプロというものです(笑
しゃっくりの止め方をまとめます。
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即効性のあるしゃっくりの止め方
しゃっくりの止め方は、わりと民間療法的な、いわゆる”効くと言われている”方法が多く、どれが効くかやってみないとわかりません。止め方を試せるのは、しゃっくりが出ている時だけですので、方法をいくつか覚えておいたほうが良いでしょう。
- 驚かせてもらう
- 背中を叩いてもらう
- 水を一気飲みする
- 息を吸い込んだまま止める
- 大声を出す
- 両耳を指で押す 等々
上記の方法で、僕が一番効果を実感できたのは「息を吸い込んだまま止める」方法です。1回で効かなかった場合、数回繰り返すことでしゃっくりは消えていました。横隔膜が下へさがることで、痙攣(しゃっくり)が治まるのだそうで、たしかに医学的(?)にも根拠のある方法なのかな。
「驚かせてもらう」は、誰かを必要としますし、驚かされるのを意識してしまうとなかなか驚けないもの。「水を一気飲みする」は昔から言われているので、一定の効果はあるでしょうが、僕には無効果でした。ライブ前にお腹いっぱいになっちゃいますしね。
「大声を出す」はライブ会場でなくとも、迷惑行為ですし、喉を傷めそうです。
他にも眉唾もんの情報がたーくさん出回っていますが、実際に「俺はこれで止まる」というものばかり。人によるってことなんでしょう。
とにかく、大事な場面でヒックと来たら、まずは落ち着いて、状況にあった止める方法を試していきましょう。こんな状況にならないのが一番ですが。うまく止まったら、ライブ中のMCのネタとして面白おかしく話しちゃいましょう!それくらいどっしり構えたアーティストになりたいですね。
しゃっくりの原因
そもそも、しゃっくりはなぜ起きるのでしょうか。
しゃっくり(横隔膜けいれん)の症状は、その横隔膜が何らかの原因で刺激されることによって不規則な呼吸が起こり、痙攣するたび肺の中に急激に空気が吸い込まれます。それと同時に喉の近くの筋肉にも、脳からの信号が行き、その筋肉が急に締まってしまうので「ヒック」という音が出ます。
とまぁ、原因は横隔膜なんですね。
何らかの原因とあり、要するにいつ起こるかわからないのです。事前の対策よりも、しゃっくりが始まってしまった時の対処法の方が大事で、”いかに素早く止めるか”が、あなたが恥をかかないカギになってきます。
とはいうものの、しゃっくりが出やすい環境もあるようですので、どんなケースに気を付ければしゃっくりを予防できるのか下記に記します。
しゃっくりを予防するには
しゃっくりがどんなときに出やすいかを把握しておけば、大事な場面でしゃっくりが出てしまうのを未然に防げるかも知れません。ちょっとした意識の差ですね。
しゃっくりを予防する方法を記します。
- 食べ過ぎ・飲み過ぎを控える
- アルコールの摂取を控える
- 内臓を冷やさない
- 喫煙を控える
など、胃への負担でしゃっくりが起こることが多いようです。ライブ時の食べ物は特に気を付けたいですね。出演までの待ち時間は体を冷やさないように工夫することも大切です。もちろんノドのケアもしながら。
さいごに
今でこそ「しゃっくりの止め方」でググれば、いくらでも情報が出てきますが、僕が災難に見舞われた10数年程前は、スマホでサクっと検索というわけにもいかず、家に帰ってモーレツに調べたものです。
しゃっくりは、出てほしくないときに限って出ます。そんなときに、「たしかしゃっくりを速攻で止める方法があったなぁ」と思い出していただければ幸いです。人は失敗から学ぶものですが、なるべく他人に迷惑をかけずにライブ活動していきたいですからね^^
ちなみに、、、しゃっくりが止まらないギネス記録はチャールズ・オズボーン氏の「68年間」だそうです・・・
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