おすすめのギター弾き語りアーティスト紹介第2弾!!アメリカのエイモス・リー(Amos Lee)を紹介します。フォークソングがメインスタイルのエイモスですが、アルバムではR&Bやジャズ、ブルース、カントリーなど、様々な音楽が楽しめます。
エイモスはとにかく歌が上手い!!どの動画を見ても鳥肌が立ちます。弾き語りにおけるギターの役割もしっかり心得た「ツボを得た演奏」から、弾き語りの極意を学んじゃいましょう!
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エイモス・リーとは
エイモス・リー、日本では知る人ぞ知るアーティストですが人気は世界規模のアメリカのアーティストです。
大学時代にギターを始めて曲を作り出したということで、割と遅いスタートだったんですね。飄々(ひょうひょう)として寡黙そうに見えるエイモスですが、歌うとアツいです。歌いあげます。ソウルです。
エイモスの書く歌詞、わりと深いというか意味深な歌詞が多いと感じます。何か苦しい過去があったのかな?と感じてしまいますが、CDのライナーノーツに「僕はストーリーテラーだから」と答えていました。つまり、歌詞は創作だ、ということです。自分のことを歌うシンガーソングライターが多い中で、こういうアプローチは好きです。
決して派手な演奏も奇をてらった楽曲も出さないエイモスですが、こういったアーティストが長く愛されていくんでしょうね。一見、地味な音楽に思える彼のスタイルですが、しっかり評価され、ちゃんと見いだされるアメリカの風土もすばらしい。
Amazonで1stアルバムのレビューを見ると、秦基博さんが名盤6選の1つとして紹介しているようですね。日本でもこう言った有名アーティストの口コミで、エイモスのファンが増えると嬉しいです。
エイモス・リーの弾き語りスタイル
アルバムではギター1本の弾き語り曲はほとんど聞けませんが、YoutubeにはいくつかUPされていますね。彼の弾き語りを見ていると、基本的にギターで曲作りしてるんだろうな、と感じます。
アルペジオで爪弾く演奏、そしてストロークでガンガン行く演奏と、アコギ弾き語りの鏡のような演奏が多いです。
フォーキーな楽曲を得意としているエイモスの弾き語りスタイルは、ギターのテクニックを盛り込んだ難易度の高い演奏ではありません。しかし、ギターとボーカルの音量バランスをとりながら、感情たっぷりに歌い上げるのが彼のスタイルなのでしょう。あまりガチャガチャした曲は多くないので、本当に聞きやすく、良い意味で眠くなる楽曲が多いです。どの曲もハスキーな彼の声に合ってるんですよね。
ハッとするようなキラーチューンは無いものの、何度聞いていもいつ聞いても引き込まれる楽曲の宝箱です。アルバムでは、アコースティックな楽器のみで構成されたアレンジも多く、弾き語りを主とするアーティストのためのアレンジだなと感じます。
エイモス・リーのここを見ろ!
ギターの音量に注目
Youtubeの弾き語り動画を注意して見てみるとギターの音量を絶妙に変えながら演奏しています。ボーカルがいちばん大事だということが染み付いているんでしょうね。冒頭で紹介した動画はマイク1本での収録なのにとっても聞きやすい。
こういうストローク系の楽曲で、歌いながら音量をコントロールするのって本当に難しい。ギターの音は自分より前に飛びますので、どれくらいの音量でお客さんに届いているか、自分ではわかりづらいんですね。
本当にギターのことを良く知っていて、自分の演奏のことも知り尽くしている演奏です。カッコよすぎる!!
歌の上手さ、ギターの上手さが注目されるアーティストは多いですが、いかにミュージシャンとしてレベルの高い演奏ができるかは、こういった意識や経験から生まれるものなんですね!
彼は昔からGibsonギターを使っていますが、枯れた音が彼の声と音楽スタイルに本当に良く合っていますね。枯れたギたーの音は僕の声には合わないのでうらやましいです。
エイモス・リーはこんな方におすすめ
こんな方におすすめ
- ギター弾き語りの神髄を学びたい方
- フォークやソウルが好きな方
- ハスキーボイスが好きな方
- 歌の上手さを感じたい方
- 楽曲のアコースティックアレンジを学びたい方
「フォークソング」という音楽スタイルに距離を置いている方もいると思いますが、エイモスは聞かないともったいないですよ~^^フォーキーではありますが、ポップス寄りの楽曲やソウル、カントリーを感じさせる多彩な音楽センスの持ち主です。
アルバム中で色んな音楽を聞けると、聞いている方も飽きないですしね。僕らミュージシャンも色んな引き出しを持ちたいものです。
エイモス・リーの音源紹介
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どのアルバムでも「しっとりと歌い上げる」といった表現が良く似合う曲が多いですね。よくもまぁこれだけの良曲をコンスタントに書けるものです。ボーカルが非常にソウルフルなので、どんなジャンルを歌ってもハマりそうですね。本当にうまい。
彼のアルバムは基本的な雰囲気は近いものの、2、3枚目はバンド色が強くなりアレ?っと思いましたが最近はデビュー当時のサウンドに戻ってきた感じがあります。
デビューアルバム「Amos Lee」は全部が名曲!最高でした。そして2015年に出されたライブアルバムの決定版「Live at Red Rocks」。まるで自分も会場にいるかのような音の良さと、完成度の高さ。まさにアーティスト活動の集大成的なアルバムでした。このライブに立ち会えた人たち、本当に幸せだなぁ。
エイモス・リー最新の来日情報
なかなか来日してくれないエイモスですが、日本のファンも待ってますよ~!
さいごに
エイモスの曲、彼が年をとってから歌ってもなんの違和感もない楽曲ばかりです。若い時にしか歌えないキャッチーな曲ももちろん好きですが、いつまでも歌える曲っていいですよね。ギターとか、弾き語りとか、そんな音楽スタイルを越えた良さがあります。
僕も時代を超えて聞き継がれる曲、いつかは書いてみたいものです^^
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