使っていないギターやアンプを実際に売ってみました。
「高価買取」「査定無料」はどの買取屋さんでも打ち出してるキーワードなので、僕がさらに重要視したのは下記3点です。
- 自宅まで無料で来てくれる
- 楽器に詳しい人が査定してくれる
- 査定額に納得できなければ売らなくてもいい
地元にもハードオフやセカンドストリートなどのリユースショップはありますが、持っていくだけ悲しい結果になるのはわかっていたので、”出張買い取り”に絞ってお店を選定しています。
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結論:楽器買取は「かなで屋」で正解だった
出張買取してくれる楽器買取の専門店はたくさんあります。ありすぎて選べないくらいです。
どこを選んでも「出張無料/高額査定/1点から買取」といったサービスは基本。そんな、差がよくわからない楽器買取サービスの中で僕が今回選んだのは「かなで屋」さん。
その楽器への”思い”も査定に反映してくれる、という企業スタンスに共感しました。やはり売ることにした楽器でも、価値の分かる方の手に渡って欲しいと思いますからね。
僕自身、出張買取サービスを利用するのは始めてでしたが、どんな感じで査定いただけるのかかなり楽しみでした^^
今回買取っていただいたギター&アンプたち
- Furch D22-SR ’09
- Godin 5th Avenue Kingpin Natural
- Fender Mexico DELUXE ACTIVE PRECISION BASS SPECIAL
- PIGNOSE PGG-200
- VOX AGA150
FurchのアコギとVoxのアコギアンプは随分使ったのでボロボロでした。ヤフオクやメルカリなどの個人売買なら買った方にガッカリされる状態かと。。。
そういう意味で出張買い取りは、実際に査定士の方が品質を見て査定してくれるという安心感がありますね。
ちなみに僕が売ったギター達は中古市場では”割とマニアックな部類”だそうで、「このブランドであれば、違う担当者のほうが良さそうだ」という判断で、予定していた査定士と違う方を派遣してくれました。
こんな山奥まで買取に来てくれた!
出張買取をお願いする際に実は一番心配していたのが「本当に来てくれるの?」という部分。
僕は長野の山間部に住んでいますから、買取屋さんに
「あ〜、その地域は別途出張費用がかかります〜」
「申し訳ございませんが、サービスエリア外となっております」
みたいな対応されたら泣けちゃう(T_T)と思っていましたが、かなで屋さんはにおいては心配は杞憂でした。
かなで屋さんのサイトから出張買取を申し込んで、その日のうちに担当者の方から電話をもらい、「いつにしますか?」というやりとり。。。
「全国無料出張買取」のカンバンに偽りなし!!と感動しました。
ちなみに、
「どんな場所でも本当に来てくれるの?」と聞いてみました
担当の方は、「沖縄でも北海道でも行きます」と教えてくれました。
やはり高額楽器を運送会社経由で贈ってもらうのはかなりリスキーなので、自分の目で確かめて、自分で持ち帰る、というスタンスだそうです。
※ただし、
なんでもかんでも出張します、ということでは無いそうです。
ある程度市場に需要がある製品で、利益が見込める買取になりそうだと判断できた場合に「出張」となるようです。
まぁそうですよね。ボランティアじゃないので。
つまり、Amazonでセット1万円!みたいなギターが数点あったとしても、出張買取に来てもらうのは厳しいということ。そういう楽器はフリマアプリ使うか、地元の買取業者に持ち込みになるんですかね。
僕みたいに山奥にギターコレクション持ってるみたいな人結構いるので、かなで屋さんの「全国どこでも出張しまっせ!」ってけっこう攻めてるな〜と思ったんですが、今はネットで楽器の相場が事前にわかるので「出張買取呼んだけど、査定金額に納得できず売らない」というケースは少ないそうです。
2時間のみっちり査定!
「どうして売るんですか?」から始まり、楽器の中古市場の現状や現在の音楽活動状況などをお話しながら、2時間みっちり査定していただきました。
自分の楽器を見られる・・・というのはドキドキしますね(笑)
キズ・反り・改造の有無などの状態確認+付属品の確認がメインで、
どんな音がするのか / 弾きやすいか /
そのあたりは、買い取った後のメンテナンスで「売れる状態にする」工程があるそうです。出張査定ではあくまでも楽器の状態が大事なんですね。
とすると、少しでも高く査定してもらうためにギターなどをキレイに清掃しておくっていうのは重要かと。
慎ましい努力ですが、+1,000円でも査定がアップすれば嬉しいですからね^^
納得の買取金額!
「5点で10万超えなかったら売るのはやめよう」と決めていましたが、査定結果は
11万6千円!!
プロの査定士の方がじーーーーーっくり見てくれたので、「これは10万超えは難しいかな〜」と思ってましたが、ひと安心。
うーん、売ってよかった!!
ちなみに、金額に納得できず「やっぱり売らない」となっても出張費・査定費を請求されることはありません。それだけ自信を持って査定額を出してくれているということですね。
メルカリ・ヤフオクなら更に高く売れるでしょう
手間を惜しまず「手持ちの楽器を出来る限り高く売りたい」という方は、やはりメルカリ・ヤフオクで個人売買するほうが高く売れるでしょう。
楽器屋さんの買取は、在庫リスクや管理費など込みの価格ですので、その手間が省ける個人売買では、”売りたい値段”と”買いたい人”がマッチングされれば成立します。
梱包・発送・入金確認・売買後のフォロー・トラブル対策など、割とリスク・負担の多い個人売買ですが、手元に残る金額としてはNo.1でしょう。
フリマアプリ・オークションサイトも既に市民権を得ています。
僕も楽器は通販でよく買いましたが、買ったときより売った時のほうがトラブルに見舞われることが多かった記憶です。
- 入金されない
- 輸送中に壊れた
- 落札後のクレーム
このあたりは経験済です。
この手間、トラブルを考えると、多少売れる金額は安くなったとしても楽器の買取サービスを積極的に使って行きたなと思うのです。
さいごに
コロナ禍の巣ごもり需要で、ギターの売れ行きが好調のようです。
ギターは「始めてから1年以内に9割が辞める」といわれている楽器。ギターの売れ行きと比例して、買取案件も増えているそうです。
初めてのギターに10万円前後出す人も多いようで、買って3ヶ月で売りに出されるケースも割とあるんだとか。ギター弾きとしては悲しい現状です。
しかし、僕のように弾かないギターを押し入れで寝かせておくよりは次に使ってくれる方に早めに渡してあげるのが、”弾かれるために作られた”楽器としての正しいサイクルなのかもしれませんね。
コロナにより、楽器店にギターを持ち込むこともリスクになってしまいました。出張買取のような、できるだけ人との接触を抑えられるサービスが今後伸びて行くんでしょうね。
余剰楽器や辞めてしまった楽器をお持ちなら、ぜひ見積もりしてみてください。